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新加入のWRリドリーおよびボイドに「負けまい」と意気込むタイタンズWRホプキンス

2024年05月26日(日) 18:54

テネシー・タイタンズのディアンドレ・ホプキンス【AP Photo/Gene J. Puskar】

2024年シーズンに向けて、テネシー・タイタンズを取り巻く話題は尽きない。

新しいヘッドコーチ(HC)ブライアン・キャラハンを迎えたタイタンズはベテランのワイドレシーバー(WR)と契約し、コーナーバック(CB)の選手層を厚くした。

こうした新体制の中でもタイタンズに残る選手の1人が、WRディアンドレ・ホプキンスだ。カルビン・リドリーとタイラー・ボイドの加入に伴い、ホプキンスは持ち前の競争心を生かして新しいチームメイトに差をつけようとしている。

タイタンズの公式サイトによると、ホプキンスは今週こう語ったという。「俺はいつだって競争している。ナンバーワンレシーバーの座を狙う選手が入ってくるときはいつでも、俺は彼らに競り勝ち、彼らを上回ることを意識している。俺が大好きなアスリートである(元NBAスター選手の)コービー・ブライアントのようにね。誰かと競争する機会があれば、いつでも俺は彼らに負けまいとし、打ち勝とうとする。それがチームを強くするんだ」

NFLで12年目のシーズンを迎えるホプキンスはこれまでプロボウルに5回選出されており、昨シーズンは7回目の1,000レシーブヤード超えを達成。また、タイタンズと4年9,200万ドル(約144億3,986万円)の契約を結んだリドリーも昨季、ジャクソンビル・ジャガーズで1,000レシーブヤードを達成している。一方、過去5シーズンをシンシナティ・ベンガルズで過ごしたボイドは、タイタンズでキャラハンHCと再会。ボイドはジャマー・チェイスやティー・ヒギンズとともに、常に信頼できるオプションを提供していた。

ホプキンスは「このワイドレシーバー陣はこれまで一緒にプレーした中で最高のメンバーの1つだと思う。あれこれ言いたいところだけど、まだ試合をしていないから、実際にフィールドに立ってからどうなるか見てみよう」とコメント。

昨シーズン、ベテランの先発クオーターバック(QB)ライアン・タネヒルが足首を負傷した後、ウィル・レビスはシーズン第8週のアトランタ・ファルコンズ戦でキャリア初の先発QBを務めた。2023年NFLドラフト全体33位指名のレビスはこの試合で4回のタッチダウンを決めて勝利に貢献し、その後も先発の座を守り続けた。9試合に出場したレビスはパス成功率58.4%、1,808ヤード、タッチダウン8回、インターセプト4回という成績を残してシーズンを締めくくった。

タイタンズでの2シーズン目に突入するにあたって、レビスの潜在能力を引き出すために、ホプキンスは他のレシーバーたちの協力を期待しており、次のように話している。

「ウィルとは共通の認識を持たなければならない。彼が何を考え、何をしているのかを理解して、彼の言い分を受け入れる必要があるし、彼も俺たちの言い分を受け入れる必要がある。それはフィールド上だけで起こることではなく、その絆を築くことが必要だ。彼が最高のクオーターバックになれるよう手助けするのは、俺たちの責任なんだ」

【KO】