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連覇の輝き、チーフスが第58回スーパーボウルのチャンピオンリングを受け取る

2024年06月14日(金) 19:08

カンザスシティ・チーフスのスーパーボウルリング【NFL】

再びNFLの頂点に立ったカンザスシティ・チーフスが、さらなる優勝の栄誉を手にした。

チーフスは現地13日(木)の夜、2年連続で、そして過去5年間で3度目となるスーパーボウルリングを受け取った。今回は第58回スーパーボウルでサンフランシスコ・49ersに勝利したことを祝うためのものだ。

スーパーボウルMVPのクオーターバック(QB)パトリック・マホームズ、タイトエンド(TE)トラビス・ケルシー、ヘッドコーチ(HC)アンディ・リード、そしてリーグの新たな王朝を築いた他のメンバーたちが、カンザスシティで行われた最新のリング授与式に出席した。

「529個のダイヤモンド。38個のルビー。そして連覇チャンピオン」

チーフスの優勝セレモニーは非公開で行われ、『Jostens(ジャスティンズ)』 のジュエラーたちからリングが贈られた。

リングは10カラットのホワイトゴールドとイエローゴールドに、ルビーとダイヤモンドがあしらわれ、歴史的なディテールやオマージュがふんだんに盛り込まれている。

「これが偉大さだ」

リングのトップには、チーフスの地区優勝回数を象徴する16個のカスタムカットされたルビーで形作られた、矢じり型のチーフスのロゴが組み合わされている。矢じりの部分はイエローゴールドで作られ、50個のダイヤモンドがちりばめられた。このロゴはフランチャイズの4回のスーパーボウル優勝を誇るように配置されている。各リングには大文字で“BACK-TO-BACK(連覇)”と刻まれており、2022年と2023年のシーズン優勝への敬意が表されている。

その他の特徴は以下の通り:

GEHAフィールド・アット・アローヘッド・スタジアム内に掲げられた、優勝年である1969年、2019年、2022年、2023年が刻まれた旗

チーフス・キングダムへの敬意を表す“142.2”と“Loud”

チーフスがスーパーボウルの後半と延長戦に得点した点数を表す22個の連続したダイヤモンド

リードHCの直筆で描かれた決勝プレーの図

11シーズン連続の勝ち越しと8回連続のAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)西地区タイトルを表す、第58回スーパーボウルのロゴ内の19個のダイヤモンド

昨年亡くなった、現チーフス会長兼CEOのクラーク・ハントの母親であるノーマ・ハントを称える記念パッチ

チーフスのリングには、合計で14.8カラット、505個のラウンドカットのダイヤモンド、19個のバゲットカットのダイヤモンド、5個のマーキスカットのダイヤモンド、そして38個のカスタムカットされた純正のルビーがあしらわれている。

チーフスがラスベガスで49ersを相手に延長戦で勝利してからは4カ月、ホワイトハウスを訪れてからは2週間が過ぎた。もはやチーフスにとって、優勝セレモニーはおなじみのものだ。

チーフスは2019年シーズンの締めくくりに第54回スーパーボウルで49ersに勝利し、第57回スーパーボウルではフィラデルフィア・イーグルスを破って再びロンバルディトロフィーを獲得した。昨シーズン、マホームズ率いるチーフスはファンが慣れ親しんだ“最強チーム”とはほど遠く、11勝6敗の成績で終わったレギュラーシーズンを経て、過去6シーズンで初めて、プレーオフをアウェーで戦うことを強いられる。しかし、チーフスは敵地で力強さを発揮し、バッファロー・ビルズとボルティモア・レイブンズを下して、5シーズンで4度目となるスーパーボウル出場を果たした。

第58回スーパーボウルでは、第4クオーターに2回も3点ビハインドを巻き返し、延長戦に持ち込むと、そこでも再び3点差から逆転した。今回はマホームズがワイドレシーバー(WR)メコール・ハードマンに3ヤードの決勝タッチダウンパスを決め、25対22の輝かしい勝利を収めている。

この勝利により、チーフスは2003年と2004年のニューイングランド・ペイトリオッツ以来のスーパーボウル連覇を達成したチームとなり、フランチャイズとしても4つ目のロンバルディトロフィーを獲得した7番目のチームとなった。

こうしたすべてのことが、木曜日に行われたセレモニーにつながった。チーフスはこの日に3個目の輝かしいチャンピオンリングを受け取り、NFLの王者にふさわしい栄誉を手にしている。

「連覇を達成したチーフスにはリングの授与を」

「ビッグレッドにもうひとつ!」

「スリー・リング・キング」

「本当に素晴らしいチームだ・・・あとはご存じの通り」

「キラキラだぜ!! アイゼア・パチェコとラシー・ライス」

「世界一」

「ご覧の通り」

【KO】