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チーフスが再びLTを変更、D.J.ハンフリーズがチャージャーズ戦に先発

2024年12月08日(日) 22:23


アリゾナ・カーディナルスのD.J.ハンフリーズ【AP Photo/Stephen Brashear, File】

パトリック・マホームズのブラインドサイドプロテクターが変わる――再び。

カンザスシティ・チーフスは今シーズン3回目となる先発レフトタックル(LT)の変更を行うと情報筋が伝えており、現地日曜日のロサンゼルス・チャージャーズ戦では、2週間前にチーフスと契約した元プロボウラーのD.J.ハンフリーズが先発するとのことだ。

30歳のハンフリーズは練習でよく動き回り、好調な様子を見せていたとのことで、この2週間でシステムへの適応を進めてきたようだ。ハンフリーズは、今季10試合で先発した2年目のオフェンシブタックル(OT)ワーニャ・モリスに代わってプレーする。そのモリスの前は、2巡目指名のルーキーOTキングスレイ・スアマタイアが先発していた。

ハンフリーズはアリゾナ・カーディナルスにいた昨シーズンにACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂したが、そのケガはすでに完治している。3月にカーディナルスからリリースされ、シーズン中にはニューヨーク・ジャイアンツを訪問していた。その後、500万ドル(約7億5,028万円)でチーフスと1年契約を交わし、案分によって報酬は200万ドル(約3億11万円)となっていた。インセンティブを含めると、450万ドル(約6億7,525万円)を獲得することが可能となっている。

今シーズンのマホームズは、12試合ですでにキャリア最多となる32回のサックを浴びている。シーズン第13週のラスベガス・レイダース戦では最後の数ドライブでガード(G)ジョー・トゥニーがレフトタックルとして入り、チーフスが勝利した。

今週、レフトタックルのプランについて聞かれたヘッドコーチ(HC)アンディ・リードは、そこで継続してプレーしてくれる選手を見つけたいとの希望を口にしていた。

「最終的には、いい仕事ができて、そこにしっかりとどまってくれる誰かを見つけたい。若手を育てる間に安心して任せられる誰かをね」と水曜日にリードは述べていた。「多少のつまずきは起こるだろう。それは分かっているし、最初から分かっていた。D.J.にできるかどうかを見てみよう。できるかもしれないし、できないかもしれないが、それはそれだ。今は見守るとしよう」

ジェネラルマネジャー(GM)ブレット・ヴィーチと彼のスタッフが改善に取り組む中、ハンフリーズはチーフスが今シーズンに獲得した数人の先発の1人だ。

他に契約やトレードによって重要なポジションに入っている選手には、ワイドレシーバー(WR)ディアンドレ・ホプキンス、ラインバッカー(LB)ジョシュ・ウチェとランニングバック(RB)カリーム・ハントがいる。そこにハンフリーズも加わることになる。

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