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ペンシルベニア州立大学DEアブドゥル・カーターが手術を回避、プロデー参加へ

2025年02月28日(金) 12:06


ペンシルベニア州立大学のアブドゥル・カーター【AP Photo/Michael Conroy】

ドラフト全体1位で指名を受ける可能性のあるペンシルベニア州立大学のディフェンシブエンド(DE)アブドゥル・カーターが、深刻な負傷を回避したようだ。

NFLスカウティングコンバインで行われた検査で右足にストレス反応が見られたカーターが、現地27日(木)朝に医師との相談を行った。その中で、手術は行わないとの判断が下されたと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが状況を知る人物の話を元に伝えている。

カーターは軽微なストレス反応について痛みはないと報告しており、3月28日(金)実施のプロデーでワークアウトを行う見込みだと、ラポポートは付け加えた。

最初に医師らが問題を特定した後、手術も選択肢の一つとなっていた。体内にねじを埋めるこの手術を実施した場合、回復までのタイムテーブルは8週間とされている。

刃を入れることを回避できたのは、今回のドラフトに参加するエッジの中でトップの選手だと見られているカーターにとって、素晴らしいニュースだ。4月24日(木)に始まるドラフトで、カーターはいの一番に自分の名が呼ばれるのを聞くかもしれない。ストレス反応の問題がなかったとしても、トップ5より落ちることはなかっただろう。

「偉大なものを止めることなんてできない! 俺なら楽勝だと思った? こういうことがあるから、映画が面白くなるのさ! 3月28日に会おう。ポップコーンを忘れずに」

「#1 OVERALL PICK あと56日・・・。神の望むままに。運命はもう決まっている」

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