ニュース
バッカニアーズがジョン・グルーデンを再びチームのリング・オブ・オナーに
2025年02月28日(金) 13:15
タンパベイ・バッカニアーズが現地27日(木)、元ヘッドコーチ(HC)のジョン・グルーデンをチームのリング・オブ・オナーに再び加えることを発表した。
「ジョン・グルーデンは当初、われわれのヘッドコーチとしての7シーズンにわたる多くの業績によって、バッカニアーズのリング・オブ・オナーに迎えられ、今もチームの歴史上で重要な人物であり続けている。さらなる熟考の末、われわれは彼をバッカニアーズのリング・オブ・オナーに復帰させることを決定した」とチームの声明にはある。
グルーデンは2021年10月に、『Wall Street Journal(ウオール・ストリート・ジャーナル)』および『New York Times(ニューヨーク・タイムズ)』によって、2010年当時のEメールでの人種差別的ならびに同性愛嫌悪的な表現の使用を報じられた後、2021年10月にバッカニアーズのリング・オブ・オナーから除外されていた。こういった報道を受け、グルーデンは2021年シーズンの半ばに、ラスベガス・レイダースのヘッドコーチ職を退いている。
2022年のオフシーズンに珍しいコーチのトレードによってタンパベイにやってきたグルーデンは、チームでのデビューシーズンに、バッカニアーズをチーム史上初のスーパーボウル優勝へ導いた。2002年から2008年にわたってバッカニアーズを率いたグルーデンは、レギュラーシーズンに57勝55敗をマークし、プレーオフ出場を3度果たしている。
グルーデンは2017年に、バッカニアーズのリング・オブ・オナーに迎えられていた。
【A】