WRサミュエルに加え、WRアイユークのトレードにも前向きな49ers
2025年03月02日(日) 08:39
サンフランシスコ・49ersは2025年にワイドレシーバー(WR)陣を一新する可能性がある。
現地1日(土)、49ersがWRディーボ・サミュエルに加え、WRブランドン・アイユークのトレードにも前向きであると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが2025年スカウティングコンバインの放送中に報じた。
ラポポートは、49ersのジェネラルマネジャー(GM)ジョン・リンチがアイユークのトレードに関して問い合わせているとうわさされている他チームについて質問された、直近の記者会見を引き合いに出している。
『SI.com』によれば、リンチGMは「本当に優秀な選手にはよくあることだ」と述べ、こう続けたという。
「2年前にも同じような会話をしたのを覚えている。問い合わせがあれば、常に耳を傾ける。カイル(シャナハンHC/ヘッドコーチ)と私がここに来て以来、私たちは2番目に支出が多いチームになっている。この4年間では4番目に支出が多いチームだ。だから、ある時点で少しリセットするか、少なくとも再調整する必要がある。ただアクセルを踏み続けるわけにはいかないのだ」
「そこから良い結果が生まれる可能性はあると思う。私たちは若返りを図る必要がある。去年にプレーオフ進出を目指した後、私たちはフットボール界で最も年齢が高いチームになったと思う。常に若返りを図ることは良いことだと考えている。去年のドラフトクラスは、そのための大きな一歩となった。今年はトップ100以内の指名権を4つ持つことになる。もし補償指名権が予想通りになれば、全体で10の指名権を得ることになる。すでにいる素晴らしい選手たちに、さらに若手を加えることが楽しみだ」
ラポポートは、49ersが若返りを望んでいることやチームの支出状況が、アイユークの状況を注視すべきものにしているとつけ加えている。
同じ記者会見で、リンチGMはサミュエルのトレード要請を“尊重”していると明かした上で、クオーターバック(QB)ブロック・パーディーとの契約延長交渉を進めているとも述べた。
ACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)の断裂によって2024年シーズンを早々に終えたアイユークは、昨オフシーズンに4年1億2,000万ドル(約180億7,248万円)の契約にサインしている。2024年シーズンに不運に見舞われる前の2シーズンで、現在26歳のアイユークはレシーブ記録でチームトップに立っていた。
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