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アブドゥル・カーター、トラビス・ハンター、シェドゥーア・サンダース、キャム・ウォードがドラフト全体1位指名権を持つタイタンズを訪問へ

2025年03月04日(火) 09:50


テネシー・タイタンズのジェネラルマネジャー(GM)マイク・ボルゴンジ【AP Photo/George Walker IV】

ドラフト全体1位指名権を持つテネシー・タイタンズがドラフトの評価を本格化させる見込みだ。

現地3日(月)、タイタンズが次の1週間で複数の有望選手と面談する予定だと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが計画に詳しい人物の話をもとに報じている。

ペンシルベニア州立大学のディフェンシブエンド(DE)アブドゥル・カーターは木曜日に、マイアミ大学のクオーターバック(QB)キャム・ウォードは金曜日に、コロラド大学のQBシェドゥーア・サンダースは来週の月曜日に、コロラド大学のコーナーバック(CB)/ワイドレシーバー(WR)トラビス・ハンターはそれ以降に訪問する予定だ。

タイタンズがドラフトの上位指名候補全員と面談するのは理にかなっている。3月12日(水)にフリーエージェント(FA)期間が始まる前に面談を済ませておくことも合理的だと言え、そうすることでチームは今後の計画が立てやすくなるだろう。

NFLスカウティングコンバインの期間中、タイタンズの新ジェネラルマネジャー(GM)マイク・ボルゴンジは全体1位指名権のトレードに関する問い合わせをすでに受けていると明言。タイタンズはトレードダウンする場合にどの選手を見送ることになるのかを把握しておきたいのだろう。また、仮にドラフト全体3位指名権を持つニューヨーク・ジャイアンツとトレードした場合、タイタンズには依然として候補選手のうち1人以上を獲得できる可能性が残される。

現在はまさに、2025年シーズンに向けてチームの構築を目指すリーグ中のクラブが忙しいオフシーズンに向けてあらゆる角度から準備を進める“適正評価の時期”だと言えるだろう。タイタンズが有望選手たちと面談することは注目に値するが、それは計画の全貌を明らかにするものでも、チームの方向性を示すものでもなく、単純に始まったばかりのプロセスにおける次の一歩に過ぎない。

【RA】