ニュース

元カウボーイズのWRマイケル・ガラップが引退から復帰してコマンダースと契約

2025年03月21日(金) 09:45


ダラス・カウボーイズのマイケル・ガラップ【AP Photo/Maria Lysaker】

マイケル・ガラップがNFLに戻ってくる。驚きの引退の前に、よく知っていたディビジョンに復帰する形だ。

ガラップがワシントン・コマンダースと契約したと、現地20日(木)にチームが発表している。

ガラップはキャリアで最初の6シーズンをダラス・カウボーイズで送っており、ケガに悩まされる(2021年のACL/前十字靭帯断裂を含む)ようになる前の2019年には、1,107ヤード、タッチダウン6回をマークしていた。2024年にダラスを離れて1年契約でラスベガス・レイダースに加入したものの、昨夏に突然、引退している。

木曜日にガラップ本人が語ったように、変化があまりにも大きすぎたことが、この競技からの引退につながった。

ガラップは入団会見の席で「すごく長くいたところから、すぐに他のチームに移って、そこに対応することができなかった。そんなこと、経験したことがなかったから」と話している。

「そういうすべてのことを処理しようと努力したんだけど。俺にとって、とにかく速すぎたし、追いつけていなかった」

1年近くかけて自分の新しい現実に対応したガラップは、まだプレーしたいという結論を出した。体を整え、2週間前に復帰の意思を表明したガラップは、昨シーズンに見事な立て直しに成功したコマンダースの一員となっている。

「1年中、体は保ってきた。そうしなきゃならなかったから。引退してすぐ、自分はリーグに戻るためにベストを尽くすことになると分かっていたんだ。ずっと保ってきた。準備は万端だよ」

コマンダースは2024年にパスゲームに貢献した2人がチームを去るのを見送った。オラマイド・ザキアスはシカゴへ向かい、ディヤミ・ブラウンはジャクソンビル・ジャガーズと契約しており、コマンダースにはこのポジションを埋める必要があった。コマンダースはトレードでディーボ・サミュエルを獲得し、今回、ガラップと契約したことで、このスポットを埋めている。

2024年AP通信NFL攻撃部門年間最優秀新人賞に輝いたクオーターバック(QB)ジェイデン・ダニエルズが率いるコマンダースは、こういった変化が昨シーズンと同等かそれ以上の成果につながることを寝あがっている。NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームまで到達したとあっては、期待は高まるばかりだ。

NFC東地区のメンバーとして、ガラップがダラスで培った力を取り戻せるかに注目だ。

【A】