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ブラベルHCの下でのプレーは「順応するのに苦労した」と明かすペイトリオッツTEフーパー

2025年05月01日(木) 14:08


ニューイングランド・ペイトリオッツのオースティン・フーパー【AP Photo/Greg M. Cooper】

ニューイングランド・ペイトリオッツのタイトエンド(TE)オースティン・フーパーは、新ヘッドコーチ(HC)マイク・ブラベルがどのような人物か、チームメイトに伝えることができる。

10年目のシーズンを迎える30歳のフーパーは、2022年にテネシー・タイタンズで初めてブラベルHCの下でプレーした経験が、彼の指導スタイルを知るきっかけになったと話している。

『Boston.com』によれば、フーパーは「最初はちょっと違った。これはあまり外で話すことではないけれど、彼はとても強い個性の持ち主で、元選手でもあり、多くのことを教えてくれた人物だ。最初は順応するのに苦労した」と語ったという。

「ああいうスタイルのヘッドコーチの下でプレーするのは初めてだった」

「ちなみに、誤解しないでほしい。上司に多くを求められるのは、むしろ好ましいことだ。ああいうディフェンシブなスタイルのヘッドコーチの下でやるのは初めてだったから、多少の慣れは必要だった」とフーパーは続けている。

タイタンズの前はクリーブランド・ブラウンズでケビン・ステファンスキーHCの下で2年間プレーし、NFLで初めて加入したアトランタ・ファルコンズではダン・クインHCの指導を受けたフーパー。ブラベルHCは他の多くのコーチとエネルギーの質がまったく違うと言う。

ブラベルHCは自身のアプローチが通用することを実績で証明している。タイタンズでの6年間で通算54勝45敗を記録し、決して戦力が十分とは言えない時期もありながら、チームを3度プレーオフに導き、2019年にはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームにも進出している。

「良い上司に共通することだけど、彼は部下に何をすべきかを明確に示してくれる」とフーパーはブラベルHCについて述べた。

「同じ道を進むなら、求められることはこれだ、とね。それは常に自分の心に刻んでいることでもある」

ビル・ベリチックのアシスタントだったジェロッド・メイヨをわずか1年で解任したペイトリオッツは、このオフシーズンでロースターを大幅に刷新し、先発メンバーも10人以上が入れ替わる可能性がある。ロングスナッパー(LS)ジョー・カードナを最近リリースし、それ以前にもセンター(C)デービッド・アンドリュースやディフェンシブエンド(DE)ディートリッチ・ワイズと袂を分かち、コーナーバック(CB)ジョナサン・ジョーンズもフリーエージェンシーでチームを去ったことから、現時点で最も在籍期間が長い選手たちは2020年に加入した面々となっている。

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