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テキサンズの再編されたWR陣は「まるでデイトナ500のようだ」とSガードナー・ジョンソン

2025年08月01日(金) 14:32

ヒューストン・テキサンズのC.J.ガードナー・ジョンソン【AP Photo/Ashley Landis】

ヒューストン・テキサンズは、昨シーズン終盤に深刻なケガに見舞われたタンク・デルの将来が不透明な中、ワイドレシーバー(WR)陣に大きな不安を抱えた状態でオフシーズンを迎えていた。

その課題に応じるため、テキサンズはWRクリスチャン・カークをトレードで獲得し、カンザスシティ・チーフスに所属していたジャスティン・ワトソンと契約。また、最も注目すべき動きとして、ドラフトではアイオワ州立大学でチームメイトだったジェイデン・ヒギンズとジェイリン・ノエルをそれぞれ2巡目と3巡目で指名した。

その結果、スピードが向上している。

新たにテキサンズに加入したセーフティ(S)C.J.ガードナー・ジョンソンは、トレーニングキャンプの初期段階に現在のWR陣と対峙した感想を尋ねられた。

チーム公式記録によると、ガードナー・ジョンソンは現地7月30日(水)に「まるで“デイトナ500(NASCARカップシリーズの開幕戦)”のようだ。毎プレー全力で走っている。全員が速い」と語り、こう続けたという。

「すべての車が1位を目指して競い合っている。うちのレシーバー陣は速い。正直に言うと、俺がこれまで見てきた中で最も速いWR陣の1つかもしれない。しかも、異なるスキルセットを持つダイナミックなグループで、多様性がある。C.J.(ストラウド、クオーターバック/QB)から必要とされていることを理解している。彼らはC.J.を必要とし、C.J.も彼らを必要としている。練習でもうまくやっている。良い日もあれば悪い日もあるし、彼らが勝つ日もあれば、俺らが勝つ日もある。でも、今日はNASCARグループに勝った」

WRニコ・コリンズがターゲットになることは間違いない。ミシガン大学出身のコリンズは、ビッグプレーを量産するNFL屈指の選手へと成長を遂げた。また、新人選手たちはWR陣全体のパフォーマンスを左右する存在となるだろう。

キャンプで対峙する守備陣は早くも彼らを称賛しており、特にヒギンズについて尋ねられた際にはその傾向が際立っている。

セーフティ(S)ジェイレン・ピートリはヒギンズについて「スムーズなレシーバーだ」と強調し、こう続けた。

「すでに言ったように、彼は背が高くて手足が長いし、あらゆるルートを武器にしている。だから、彼に対しては正直にプレーしないといけない。もちろん、誰もが予想するように、ボールが空中にあるとき、彼はそれを取りに行くだろう。つまり、俺たちにとって素晴らしいプレーメーカーだ。彼の将来が楽しみだ」

キャンプ序盤に寄せられている期待に応えることができれば、ヒギンズはコリンズと共にストラウドにとって強力なワイドレシーバーコンビを形成するだろう。

【RA】