カウボーイズのジョーンズオーナーがトレード成立を示唆も詳細は明かさず
2025年11月04日(火) 13:40
ダラス・カウボーイズのファンに朗報だ。チームが現地4日(火)のNFLトレード期限を前に動きを見せている。
月曜日に『Sirius XM(シリウスXM)』のラジオ番組に出演したカウボーイズのオーナーであるジェリー・ジョーンズは、スティーブン・A・スミスとのインタビューでチームがすでにトレードを実施したことを示唆した。
ショーマンとして知られるジョーンズは、今回の取引に関する詳細については口を閉ざした。
『Dallas Morning News(ダラス・モーニング・ニュース)』によれば、ジョーンズは「現在、トレードに関する動きが活発だ。われわれは確かにトレードを行ったし、締め切りまでにさらに数件のトレードを行う可能性もある」と語ったという。
「1件は成立している。あと2件あるかもしれない。詳細は明日、書類を提出した時に知ってもらうことになるだろう」
残る大きな疑問は、その新加入選手が誰なのか、どのポジションの選手なのか、そしてカウボーイズがその取引で何を差し出したのかという点だ。
ジョーンズは月曜日に「今回の選手は、これまでわれわれの課題となっていた部分を補う存在になる」とも述べている。
カウボーイズはシーズン第9週の最終戦として組まれたマンデーナイトの試合でアリゾナ・カーディナルズと対戦。その試合前、『ESPN』のプレゲームショーに出演したジョーンズは、トレードの可能性について依然として慎重な姿勢を崩さなかった。
「詳細は明日だ。明日はきっと話題になることがいくつかあるだろう」とジョーンズはコメントしている。
今季ここまでの8試合で、カウボーイズにとって明らかな課題となっているのはディフェンスだ。1試合平均31.3失点を喫しており、第9週開始時点でNFL内31位に低迷している。
特にパスラッシャーは補強が急務のポジションとなっており、8月末にディフェンシブエンド(DE)マイカ・パーソンズをグリーンベイ・パッカーズへトレードした影響が大きい。現在、ベテランDEジェームズ・ヒューストンがチーム最多となるサック3.5回を記録しているが、他に今季サック2回以上を挙げているディフェンス選手は、パーソンズの大型トレードで加入したディフェンシブタックル(DT)ケニー・クラークのみとなっている。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは日曜日、カウボーイズが実際にパスラッシャーの獲得を狙っていると報じた。
カウボーイズの補強候補として名前が挙がっていた選手の1人、DEジェイラン・フィリップスはすでに月曜日の朝に宿敵フィラデルフィア・イーグルスへトレードされている。ラポポートによると、テネシー・タイタンズのラインバッカー(LB)アーデン・キー、マイアミ・ドルフィンズのアウトサイドラインバッカー(OLB)ブラッドリー・チャッブ、ラスベガス・レイダースのDEマルコム・コーンスも、トレード候補として注目されているという。
果たしてジョーンズがどんな一手を用意しているのか。東部時間火曜日の16時に真相が明らかになる。
【R】



































