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チャージャーズと再契約に相互関心のWRキーナン・アレンがチームを訪問

2025年08月02日(土) 08:32

キーナン・アレン 【Brooke Sutton via AP】

多くの疑問を抱えるロサンゼルス・チャージャーズのワイドレシーバー(WR)陣に、まもなく見慣れた顔が加わるかもしれない。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが情報筋の話をもとに伝えたところによると、チャージャーズでキャリア最初の11シーズンを過ごしたフリーエージェント(FA)のベテランWRキーナン・アレンが現地1日(金)にチームを訪問しており、双方ともに再契約に関心があるという。

6度のプロボウル選出を誇るアレンは、昨オフシーズンにトレードでシカゴ・ベアーズに移籍し、そこでの1シーズンでレシーブ70回、744ヤード、タッチダウン7回と堅実な成績を残した。しかし、ベアーズは最終的に、新人だったクオーターバック(QB)ケイレブ・ウィリアムズの支えとして活躍した頼もしいベテラン選手をフリーエージェントとして放出する決断を下している。

オフシーズンに再契約したWRマイク・ウィリアムスがトレーニングキャンプ開始前に引退を発表したことで、チャージャーズの2025年のWR計画には暗雲が立ち込めていた。

ウィリアムスの引退を受け、キャンプ開始時点でクオーターバック(QB)ジャスティン・ハーバートのトップターゲットは、クエンティン・ジョンストンおよびラッド・マコンキーとなった。チャージャーズは4月に行われたドラフトでトレ・ハリスとケアンドレ・ランバート・スミスを指名し、すでに若手ぞろいのWR陣を補強。チャージャーズのWR陣は2年目の選手やドラフト外フリーエージェントが多く、ジェイレン・リーゴーがチーム内で最も経験豊富な選手となっている。

アレンのチャージャーズ復帰は双方にとって理にかなっており、ハーバートと顔なじみのアレンはスムーズにチームに溶け込むはずだ。

共にプレーした4シーズンで、ハーバートとアレンのコンビはレシーブ380回、4,125ヤード、タッチダウン25回を記録。彼らのベストシーズンは2023年であり、アレンはわずか13試合でレシーブ108回、1,243ヤード、タッチダウン7回をマークした。

アレンはグレッグ・ローゼンタールが選ぶ2025年シーズンのフリーエージェントトップ101リストに残る13人のうちの1人だ。

【RA】