ドルフィンズは数年間にわたる多額の投資を経て現在はリセット中とグリアGM
2025年08月29日(金) 13:03
現地27日(水)、マイアミ・ドルフィンズのジェネラルマネジャー(GM)クリス・グリアは、数シーズンにわたって多額の投資を行ってきた結果、現在チームが財政面でのリセット段階にあることを認めた。
チームの公式によれば、グリアGMは「毎年状況は異なる。数年にわたってドラフトを重視していた時期もあり、ある時点でリセットしなければならない時を迎える。ここ数年のように積極的な補強を行えば、再びリセットして仕切り直す必要が出てくる」と述べているという。
グリアGMは、この方針はオーナーのスティーブン・ロスからの指示によるものではなく、あくまで過去数シーズンにわたる支出の結果として必要に迫られた対応だと説明した。
今年のオフシーズン、数年間にわたって多額の出費を重ねてきたドルフィンズは高額契約を結んでいたスターコーナーバック(CB)ジャレン・ラムジーと、昇給を求めていたタイトエンド(TE)ジョンヌ・スミスをピッツバーグ・スティーラーズへトレード。代わりにフリーセーフティ(FS)ミンカ・フィッツパトリックを獲得した。直近のフリーエージェンシー期間中に活発な動きは見せず、セーフティ(S)ジェヴォン・ホランドがニューヨーク・ジャイアンツと契約するのを静観している。ここ数年でも、ガード(G)ロバート・ハント、ディフェンシブタックル(DT)クリスチャン・ウィルキンス、アウトサイドラインバッカー(OLB)アンドリュー・バン・ギンケルらがチームを離れており、とりわけセカンダリーでは若返りが進んでいる。
「今の契約形態や選手たちの年俸を考えると、これまでのやり方を続けるのは不可能だった」とグリアGMは続けた。
「指示があったというわけではなく、これはあくまでわれわれにとって妥当なビジネス判断だった。価値を見いだしながら、同時に若返りも必要だったため若手を加えた。1年前までは、1年契約のベテラン選手ばかりを抱えていたチームのひとつだったが、今は状況が違う。若手選手を獲得するというのが今の方針で、これまでの結果には非常に満足している」
サンフランシスコ・49ersがこのオフシーズンに行った再編と同様、ドルフィンズの財政的リセットも大きな方向性としては同じだ。ただし、ドルフィンズのリセットはそれほど注目を集めていない。
GMがリセットや若返りに言及する際、それは再建を意味することが多い。しかし、グリアGMは今回のリセットについて、あくまでビジネス面からの判断であり、チームは2000年から遠ざかっているプレーオフでの勝利を達成するべく、今なお競争力を保っていると強調した。
「リセットというのは金銭面の方針や支出の話をしただけであって、前にも言ったように、今シーズンも勝ちにいくつもりでいる。2025年に勝つことがすべてだ」とグリアGMはコメントしている。
マイク・マクダニエルがヘッドコーチ(HC)となってから4年目を迎える今季、ドルフィンズにはプレーオフの壁を越えることが求められており、結果次第ではさらなる変化もあり得るだろう。オフシーズンにフロントが支出を抑えてチーム体制のリセットを図ったことで、ヘッドコーチの任務はより難しくなっている。
【R】