テキサンズWR陣は「危険な存在になれる」とWRコリンズ
2025年09月02日(火) 10:48
ヒューストン・テキサンズのスターワイドレシーバー(WR)ニコ・コリンズは刷新されたWR陣に胸を踊らされている。
コリンズはチャリティーイベントで『KPRC 2』のアーロン・ウィルソンに「俺たちは危険な存在になれる気がする。みんな、ただ自分らしくプレーすればいい。自分らしくプレーすることが一番大事だ。状況を大げさに考えず、ただ楽しんでプレーすること。チームのためにプレーすること。それが俺たちのやっていることだ」と語った。
テキサンズは今オフシーズンにWR陣を刷新した。特に注目すべき点は、ステフォン・ディッグスがフリーエージェント(FA)としてニューイングランド・ペイトリオッツに加入したこと、タンク・デルがシーズン終盤に見舞われた膝のケガで現在も離脱中であること、ジョン・メッチー三世がプレシーズン中にフィラデルフィア・イーグルスへトレードされたことだ。新たに加わったメンバーとしては、ベテランのスロットレシーバーであるクリスチャン・カーク、ドラフトで指名された新人のジェイデン・ヒギンズやジェイリン・ノエルが挙げられる。また、ザビエル・ハッチンソンも引き続きチームに在籍し、成長を見せている。
コリンズはこのユニットのカギを握る存在だ。昨季はハムストリングのケガで5試合を欠場したにもかかわらず、キャッチ68回で1,006ヤード、タッチダウン7回を記録。試合平均レシーブヤード(83.8ヤード)ではNFL内4位につけている。
昨季序盤に好調なスタートを切ったコリンズは、シーズン第1週から第5週までの試合平均レシーブヤード(113.4ヤード)でリーグトップに立っていた。
26歳のコリンズは現時点でクオーターバック(QB)C.J.ストラウドとの連携は完璧だと確信している。
以前のインタビューでコリンズはウィルソンに対して「何の苦労もなくできること、基本中の基本だ。俺たちにとって成長を続け、タイミングを合わせ続け、技術を磨き続けるのは当然のことだ」と話していた。
「現状に満足したらだめだ。満足しきるのは、このリーグでやっちゃいけないことの1つだと思う。俺たち、俺と彼がオフェンスとして成長を続け、連携を深め続けることが大事だ。みんな、それが目標だと思っている」
テキサンズのオフェンスは今オフシーズン、ワイドレシーバー陣の刷新、オフェンシブラインの大幅改編、コーディネーターの交代、そしてジョー・ミクソンの足のケガに伴うランニングバック(RB)の入れ替えなど、大きな変化を経験した。唯一変わらない要素は、ストラウドとコリンズのコンビだ。現地7日(日)に臨むロサンゼルス・ラムズ戦で好スタートを切るには、この2人が序盤から順調な滑り出しを見せる必要があるだろう。
【RA】