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コマンダースQBダニエルズがパッカーズ戦で膝を捻挫、次戦出場は未定

2025年09月16日(火) 08:39

ワシントン・コマンダースのジェイデン・ダニエルズ

ワシントン・コマンダースのクオーターバック(QB)ジェイデン・ダニエルズは現地11日(木)夜にグリーンベイ・パッカーズ戦で受けたダメージの影響を感じている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが状況を知る人物の話をもとに伝えたところによると、ダニエルズはシーズン第2週にパッカーズに敗れた後にMRI検査を受け、膝の捻挫と診断されたという。

ラポポートによると、このケガが長期的な問題となる見込みはないものの、シーズン第3週に向けてのステータスは不透明だという。また、ダニエルズは月曜日にチームドクターによる最終検査を受けたとのこと。

コマンダースのヘッドコーチ(HC)ダン・クインは月曜日、ダニエルズがMRI検査を受け、日毎の観察をしていくことになると発表。次戦に向けての最初の練習を行う水曜日に、チームはより詳しい状況を把握できるはずだとつけ加えた。

コマンダースは9月21日(日)にラスベガス・レイダースと対戦する。ダニエルズはNFLでの短いキャリアにおいて、一度も先発出場を逃したことがない。

コマンダースのバックアップQBはベテランのマーカス・マリオタだ。かつてドラフト1巡目指名を受けたマリオタは、昨季にリリーフとして出場した3試合でパス44回中34回成功、364ヤード、タッチダウン4回を記録。11年のキャリアで74試合に先発してきたマリオタが最後に先発を務めたのはアトランタ・ファルコンズに所属していた2022年のことだ。

木曜夜、パッカーズはダニエルズに対してサック4回、QBヒット12回を記録。パッカーズはダイナミックな司令塔を自由にさせず、ランヤードをわずか17ヤードに抑えた。それはダニエルズにとってキャリアで2番目に低い数字だ。また、パッカーズ守備陣はコマンダースをダニエルズのキャリアで最低となる単一試合の爆発的プレー率(3.1%)と成功率(32.3%)に抑え込んだ。

守備コーディネーター(DC)ジェフ・ハフリー率いるディフェンスはシーズン第2週、ダニエルズに対して12回ブリッツを仕掛け、7回(58.3%)のプレッシャーを与えつつ2回のサックを決めた。ダニエルズはブリッツに対するパスを10回中3回しか成功させられず、成功率(30%)はキャリアで最低の数字となっている。パッカーズは12回のブリッツすべてでスクランブルも許さなかった。

【RA】