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シーズン第2週の最優秀選手賞はライオンズQBゴフ、コルツRBテイラーらが受賞

2025年09月18日(木) 12:23

デトロイト・ライオンズのジャレッド・ゴフ【AP Photo/Ryan Sun】

リーグは毎週、現地の水曜日に週間最優秀選手を発表する。シーズン第2週の活躍を称えられた選手たちは以下の通り。

AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
ジョナサン・テイラー(RB/インディアナポリス・コルツ)

インディアナポリス・コルツは現地14日(日)に行われたシーズン第2週の試合でデンバー・ブロンコスを29対28で破り、開幕2連勝を飾った。この勝利をけん引したランニングバック(RB)ジョナサン・テイラーはビッグプレーを連発。25回のキャリーで165ラッシングヤードを稼ぎ、215スクレメージヤードを積み上げた。テイラーは68ヤードのビッグゲインを披露し、キャリー1回当たり平均6.6ヤードを記録。43ヤードのレシーブと7ヤードのタッチダウンレシーブも決め、パスキャッチでも貢献した。

NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
ジャレッド・ゴフ(QB/デトロイト・ライオンズ)

デトロイト・ライオンズがシカゴ・ベアーズを52対21で圧倒した日曜日の試合で、クオーターバック(QB)ジャレッド・ゴフはタッチダウンを量産。失敗したパスと並ぶ5本のタッチダウンパスを決めた。28回中23回(82.1%)のパスを成功させて334ヤードを獲得し、パサーレーティングは156.0をマーク。ゴフはインターセプトを喫することなく、ライオンズオフェンスは見事な連携を発揮した。

AFCディフェンス部門週間最優秀選手
ロクアン・スミス(ILB/ボルティモア・レイブンズ)

タックルマシンとして躍動したインサイドラインバッカー(ILB)ロクアン・スミスは、自身のビッグプレーでボルティモア・レイブンズを41対17の快勝へと導いた。日曜日に行われたクリーブランド・ブラウンズ戦で、スミスはQBジョー・フラッコのファンブルをリカバーし、そのまま63ヤードをリターンしてタッチダウン。すでに華々しい功績を残しているスミスにとって、これはキャリア初となるファンブルリカバリーからのタッチダウンだった。タックル15回、タックルフォーロス3回も記録している。

NFCディフェンス部門週間最優秀選手
フレッド・ワーナー(MLB/サンフランシスコ・49ers)

サンフランシスコ・49ersがニューオーリンズ・セインツを26対21で下した日曜日の試合で、ミドルラインバッカー(MLB)フレッド・ワーナーはいつも通りフィールドを縦横無尽に駆け回った。その結果はスタッツ上にも反映され、タックル11回、タックルフォーロス1回、フォースドファンブル1回、ファンブルリカバリー1回を記録。チームはこれで2勝0敗となった。

AFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
アントニオ・ギブソン(RB/ニューイングランド・ペイトリオッツ)

ヘッドコーチ(HC)マイク・ブラベルが必死に並走しようとする中、RBアントニオ・ギブソンはサイドライン沿いを駆け上がり、日曜日のマイアミ・ドルフィンズ戦で90ヤードのキックオフリターンタッチダウンを決めた。これが決勝点となり、ニューイングランド・ペイトリオッツは33対27で勝利。直前にドルフィンズのワイドレシーバー(WR)マリク・ワシントンがパントリターンタッチダウンを決めて勢いづいていた流れを、一気に引き戻す一撃となった。ギブソンはこのビッグプレーでチームを勝利に導いただけでなく、同じくリターンタッチダウンを決めていたワシントンからこの賞を奪うことに成功。この日、ギブソンは5回のランで27ヤード、6回のキックリターンで171ヤードを稼いでいる。

NFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
ブランドン・オーブリー(K/ダラス・カウボーイズ)

西で最も頼れるキッカー(K)がその実力を見せつけた。ダラス・カウボーイズのブランドン・オーブリーは延長戦にもつれ込んだニューヨーク・ジャイアンツとの日曜日の試合で、チームに40対37の勝利をもたらした。オーブリーはフィールドゴール4本、エクストラポイント4本のすべてを成功させ、16得点を挙げる活躍を見せた。とりわけ圧巻だったのは勝負どころで発揮した冷静さで、第4クオーターに64ヤードのフィールドゴールを決めて延長戦に持ち込んでいる。オーバータイムでは46ヤードの決勝フィールドゴールを蹴り込み、チームは勝利を手にした。

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