パッカーズTEクラフトが練習中に膝を負傷も検査では異常なし
2025年09月19日(金) 08:31
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポート、マイク・ガラフォロ、トム・ペリセロが報じたところによると、グリーンベイ・パッカーズのタイトエンド(TE)タッカー・クラフトは現地18日(木)に行われた練習で左膝を負傷したものの、検査の結果は問題なく、少しひねった程度だと診断されたという。
クラフトは木曜日の練習報告で制限付きとされた。
今回の負傷はパッカーズのヘッドコーチ(HC)マット・ラフルアーが同日に報道陣に対応した後に発生している。
プレシーズンにディフェンシブエンド(DE)マイカ・パーソンズを獲得して好調な滑り出しを見せているパッカーズは、クラフトの検査結果を受けて胸をなで下ろしているはずだが、パスキャッチャー陣では深刻なケガが続いている。キャリア3年目の先発ワイドレシーバー(WR)ジェイデン・リードは先週木曜日の試合で鎖骨を骨折し、6試合から8試合を欠場する見込みだ。また、昨季にACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂したWRクリスチャン・ワトソンは、その影響で今季にまだプレーしていない。
クラフトはシーズン第2週にキャリア最高の試合を終えたばかりだ。キャリア3年目のクラフトはワシントン・コマンダースとのプライムタイムの試合でキャッチ6回、124ヤードを記録し、8ヤードのタッチダウンにも成功。シーズン第3週を迎えるにあたり、クラフトはキャッチ数(8回)、獲得ヤード(140ヤード)、タッチダウンレシーブ数(2回)とすべてのレシーブ記録でチームトップに立っている。
検査で異常は見られなかったものの、クラフトがシーズン第3週に欠場あるいは制限付きでの出場となった場合、チームはタイトエンドとしてルーク・マスグレイヴや、豊富に抱える控えのレシーバーたちに頼ることになるだろう。マスグレイヴはここまでの2週間でキャッチ3回、36ヤードを記録している。他にレシーブを記録したタイトエンドはジョン・フィッツパトリック(キャッチ1回、2ヤード)だけだ。パッカーズはこのポジションにベン・シムズも抱えている。
パッカーズ(2勝0敗)は現地21日(日)アメリカ東部時間13時【日本時間22日(月)2時】に敵地でクリーブランド・ブラウンズと対戦する予定だ。
【RA】