ラムズQBスタッフォードが通算382TDを記録、マット・ライアンを抜いて歴代9位に
2025年09月22日(月) 06:09
マシュー・スタッフォードが再びNFLの歴史にその名を刻んだ。
ロサンゼルス・ラムズのクオーターバック(QB)であるスタッフォードは現地21日(日)、フィラデルフィア・イーグルスとの試合でキャリア通算382回目のタッチダウンパスを成功させ、歴代9位に浮上した。試合はイーグルスが33対26でラムズを下している。
レギュラーシーズンとして今回がキャリア通算225試合目を数えたスタッフォード。通算381回のタッチダウンパスを記録するマット・ライアンを抜くにはあと2回のタッチダウンパスが必要な状態だった。
第1クオーターにスタッフォードの投げたパスをワイドレシーバー(WR)デイバント・アダムスがタッチダウンしたことでライアンの記録に並んだ後、後半にはWRカイレン・ウィリアムズに10ヤードパスを通して382回目のタッチダウンを記録。
37歳のスタッフォードはタッチダウンパスランキングトップ10に名を連ねる現役選手2名のうちの1人だ。まだ少し距離はあるものの、スタッフォードが次に目指すのは8位につけるベン・ロスリスバーガーの418回だ。
スタッフォードが2025年シーズンにロスリスバーガーと並ぶには、1シーズン41回のタッチダウンパスを決めたキャリアハイに匹敵するパフォーマンスを発揮する必要があるが、その位置が見えてくれば、すぐ上にいるダン・マリーノ(420回)とフィリップ・リバース(421回)も手の届く距離だ。
スタッフォードは2009年NFLドラフトでデトロイト・ライオンズから全体1位指名を受けてNFL入り。ライオンズで過ごした12シーズンを通して4万5,109ヤードを稼ぎ、282回のタッチダウン、インターセプト144回をマークした。2021年にトレードによってラムズに移籍しており、ロサンゼルスで過ごした初めてのシーズンを第53回スーパーボウル優勝という最高の形で締めくくっている。
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