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シーズン第3週の最優秀選手賞にコルツRBテイラー、ベアーズQBウィリアムズらが選出

2025年09月25日(木) 13:48

シカゴ・ベアーズのケイレブ・ウィリアムズ【NFL】

リーグは毎週、現地の水曜日に週間最優秀選手を発表する。シーズン第3週の活躍を称えられた選手たちは以下の通り。

AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
ジョナサン・テイラー(RB/インディアナポリス・コルツ)

ランニングバック(RB)ジョナサン・テイラーとインディアナポリス・コルツの勢いが止まらない。2週連続でAFCオフェンス部門週間最優秀選手に選出された俊足のテイラーは、現地21日(日)のテネシー・タイタンズ戦で102ヤードとタッチダウン3回を記録し、コルツは41対20で快勝。テイラーは1ヤードのタッチダウンを2本決め、さらに46ヤードのビッグゲインからの得点も挙げて、チームを開幕3連勝へと導いた。

NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
ケイレブ・ウィリアムズ(QB/シカゴ・ベアーズ)

クオーターバック(QB)ケイレブ・ウィリアムズが日曜日の試合で活躍したことにより、ファンは無料でホットドッグを、本人はキャリア初の週間最優秀選手受賞を手にした。シカゴ・ベアーズがダラス・カウボイズを31対14で下した試合で、ウィリアムズは298ヤード、タッチダウン4回、インターセプトなし、QBレーティング142.6という圧巻の数字を残している。ウィリアムズはその強肩を存分に発揮し、4人のレシーバーにタッチダウンパスを届けた。ローム・オドゥンゼへ35ヤード、ルーサー・バーデン三世へ65ヤードのフリーフリッカー、コール・ケメットへ10ヤード、そしてD.J.ムーアへ4ヤードのパスを通している。

AFCディフェンス部門週間最優秀選手
ダーウィン・ジェームズ(S/ロサンゼルス・チャージャーズ)

今シーズンここまでと同様に、セーフティ(S)ダーウィン・ジェームズはフィールドの至るところで存在感を示した。ロサンゼルス・チャージャーズがデンバー・ブロンコスに23対20で勝利して3勝0敗とした試合で、ジェームズはタックル12回、タックルフォーロス4回、サック1回を記録。相手オフェンスを265ヤード、ファーストダウン9回に抑え込んだディフェンスをけん引した。

NFCディフェンス部門週間最優秀選手
アイザイア・ロジャース(CB/ミネソタ・バイキングス)

日曜日の試合で、コーナーバック(CB)アイザイア・ロジャースはシンシナティ・ベンガルズの得点を一人で上回った。ミネソタ・バイキングスが48対10で大勝したこの試合で、ロジャースはチーム史上初めて1試合で2本のディフェンスタッチダウンを記録。前半だけで87ヤードのインターセプトリターンタッチダウンと66ヤードのファンブルリターンタッチダウンを決めた。さらにロジャースはこの日、フォースドファンブル2回、パスブレイクアップ2回、タックル3回を積み上げ、歴史的なパフォーマンスを披露した。

AFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
アンドレ・スミット(K/クリーブランド・ブラウンズ)

1点差で敗れた2週間前の開幕戦で、フィールドゴールとエクストラポイントを外したキッカー(K)アンドレ・スミットは今週、一転してヒーローとなった。グリーンベイ・パッカーズと対戦した日曜日の試合で、クリーブランド・ブラウンズを13対10の逆転勝利に導いたのだ。スミットはこの試合で3本すべてのキックを成功。第4クオーターに35ヤードのフィールドゴールでチームの初得点を挙げると、試合終了と同時に55ヤードの決勝フィールドゴールを決めてみせた。7得点すべてを第4クオーターで挙げている。

NFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
ジョーダン・デイビス(DT/フィラデルフィア・イーグルス)

1点差でリードを守る展開で、フィラデルフィア・イーグルスのディフェンシブタックル(DT)ジョーダン・デイビスがビッグプレーを決めた。ロサンゼルス・ラムズの44ヤード決勝フィールドゴールをブロックすると、そのまま61ヤードをリターンタッチダウン。33対26での勝利に華を添えた。キャリア初の週間最優秀選手を受賞したデイビスは、この試合でタックル5回、サック1回、タックルフォーロス1回、QBヒット1回とオールラウンドな活躍を披露している。

【R】