シーズンデビュー戦で2TDを記録し、出場機会増を期待するドルフィンズTEウォーラー
2025年10月03日(金) 09:27
タイトエンド(TE)ダレン・ウォーラーは復帰戦で華々しいスタートを切り、マイアミ・ドルフィンズが2025年シーズン初勝利を挙げた試合で2回のタッチダウンを記録した。
前回の試合はウォーラーにとって2023年シーズン以来の試合となった。高い身体能力を持つウォーラーは2024年に引退した後に復帰を果たしたが、ドルフィンズは33歳のウォーラーを慎重に扱い、トレーニングキャンプやシーズン序盤では無理をさせなかった。
現地9月29日(月)に27対21で勝利した試合で、ウォーラーはわずか14スナップ(25%)の出場にとどまったが、ターゲット4回でキャッチ3回、27ヤード、タッチダウン2回を記録。シーズン第5週を迎えるにあたり、出場機会の増加に備えているウォーラーは、次のように語っている。
「それはチームが俺のために立てているプランに関わることだ。彼らはどうやってプレー時間を段階的に増やしていきたいかを、しっかり伝えてくれている。今週ボールを受ける機会が増えて、それがさらに増えていくのはうれしいこと。もう少し多くフィールドに立てることにワクワクしている」
ドルフィンズは出場機会を増やすにしても、ウォーラーのスナップ数を慎重に管理すべきだ。ウォーラーは過去に何度も負傷しており、今シーズン序盤も股関節に痛みを抱えていた。ヘッドコーチ(HC)マイク・マクダニエルが最も避けるべきことは、あまりに急いで無理に起用し、せっかくの好スタートを台無しにすることだろう。
『NFL Research(NFLリサーチ)』によると、ウォーラーは1970年以降、30歳以上のタイトエンドとして新たに加入したチームでのデビュー戦で2回以上のタッチダウンレシーブを記録した初めての選手になったという。
とはいえ、ワイドレシーバー(WR)タイリーク・ヒルが膝の負傷でシーズン絶望となったことで、ドルフィンズはパスキャッチャーを必要としている状態だ。特にレッドゾーンではウォーラーの出場機会が増えるだろう。シーズン第4週はレッドゾーンでのスナップ数が4回にとどまったが、そのうち半分がタッチダウンにつながった。
【RA】