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ドルフィンズオーナーはパンサーズに敗れて「明らかにいら立っていた」とマクダニエルHC

2025年10月08日(水) 14:25

マイアミ・ドルフィンズのヘッドコーチ(HC)マイク・マクダニエルとスティーブン・ロス(オーナー)【NFL】

マイアミ・ドルフィンズのオーナーであるスティーブン・ロスは現地5日(日)に27対24でカロライナ・パンサーズに敗れた後、毎週実施している試合後のミーティングでヘッドコーチ(HC)マイク・マクダニエルに対して不満を表明した。

『ESPN』によると、マクダニエルHCは月曜日に「彼は明らかに苛立っていたし、私も同じだった。(ロサンゼルス)チャージャーズ戦に向けての準備を進める前に課題について話し合った。話したのはそれだけだ」と述べたという。

オーナーとコーチのミーティングは日常的なものであり、マクダニエルHCの立場がどうなっているかを示すものではない。

ドルフィンズの戦績は前回の敗北によって1勝4敗となっている。これは2022年以降で最悪の滑り出しだ。

ディフェンスがターンオーバーを誘い、オフェンスがそのチャンスを生かしたことで、ドルフィンズは試合の序盤に17対0とリードを広げた。それは、今季を通して苦戦を強いられてきたチームがまさに必要としていた展開だった。

しかし、序盤の勢いはすぐに失われている。

ディフェンスはパンサーズのラン攻撃を止められず、239ランヤードを許した。そのうち206ヤードはランニングバック(RB)リコ・ドウデルによるものだ。ドルフィンズのオフェンスも調子を崩し、最後の7回の攻撃のうち4回でスリーアンドアウトに終わった。

ドルフィンズがその歴史の中で、17点以上リードしながら逆転負けしたのは今回で6度目だ。前回は2018年シーズン第5週にシンシナティ・ベンガルズに敗れている。

マクダニエルHCは「話してばかりだからもどかしい。私たちは行動に重きを置く必要がある。私が話す気分じゃないのと同じように、誰も私の話なんか聞きたくないと思うが、話しても現実は変わらない。改善しなければ、同じ結果を繰り返すことになるだけだ」と語った。

前回のような敗北が続けば、マクダニエルHCとオーナーのミーティングはやがて行われなくなるだろう。

【RA】