バッカニアーズWRゴッドウィンが腓骨の負傷で週毎の経過観察、49ers戦は欠場の見込み
2025年10月11日(土) 11:24
タンパベイ・バッカニアーズはシーズン開幕から4勝1敗と好スタートを切ったものの、攻撃陣で負傷者の続出に悩まされており、健康面での課題には今後も向き合う必要がありそうだ。
ヘッドコーチ(HC)トッド・ボウルズは現地10日(金)に報道陣に対し、ワイドレシーバー(WR)クリス・ゴッドウィンが腓骨のケガで日曜日に行われるサンフランシスコ・49ers戦を欠場する見込みであり、週毎の経過観察になると明かした。
ゴッドウィンはシーズン第5週に勝利したシアトル・シーホークス戦で負傷。ボウルズHCによると、今回のケガは昨季にシーズン終了につながった脱臼とは“異なる部分”の腓骨に影響を及ぼしているという。
ボウルズHCはケガの経緯について「ぶつかったのか、ひねったのかは分からない。私はただ彼が足を引きずって退場する姿を見ただけだ」と述べている。
WRジェイレン・マクミランもまだ復帰の準備が整っていない。ボウルズHCは、首のケガでシーズン最初の5試合を欠場したマクミランが現在も首のサポーターを装着していると明かした上で、「いつ練習に復帰できるかは分からないが、状態は良くなってきている」とつけ加えた。
バッカニアーズにとって幸いなことに、新人WRエメカ・エブカが素晴らしい活躍を見せ、最初の5試合でキャッチ25回、445ヤード、タッチダウン5回を記録している。マイク・エバンスがハムストリングのケガで欠場を続け、ゴッドウィンも再び故障者リスト入りした中、エブカの役割は重要になる一方だ。
チーム公式記録によると、ボウルズHCは金曜日に「マイクとクリスが抜けた穴を埋められるとは思っていない」と述べ、次のように続けたという。
「チームを形作る上で他の選手たちにも得意なことはある。フィールドに立つときに、その能力を最大限に引き出せるように努め、彼らの持ち味を生かした適切なプレーコールをする必要がある」
【RA】