シーズン第7週の最優秀選手にベンガルズWRチェイス、49ersのRBマカフリーらが選出
2025年10月23日(木) 15:02
リーグは毎週、現地の水曜日に週間最優秀選手を発表する。シーズン第7週の活躍を称えられた選手たちは以下の通り。
AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
ジャマール・チェイス(WR/シンシナティ・ベンガルズ)
現地16日(木)夜に行われたピッツバーグ・スティーラーズ戦で、シンシナティ・ベンガルズは33対31の接戦を制した。この試合では、クオーターバック(QB)ジョー・フラッコやキッカー(K)エバン・マクファーソンなど、複数の選手が週間最優秀選手賞に値する活躍を見せたが、最終的にその栄誉に浴したのはワイドレシーバー(WR)ジャマール・チェイスだった。チェイスは自身の持つフランチャイズ記録を更新する16回のキャッチを記録し、161レシービングヤードとタッチダウン1回を挙げる活躍。スティーラーズを相手に何でもキャッチしてみせる存在感を見せつけた。
NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
クリスチャン・マカフリー(RB/サンフランシスコ・49ers)
サンフランシスコ・49ersがアトランタ・ファルコンズに20対10で勝利したサンデーナイトゲームで、ランニングバック(RB)クリスチャン・マカフリーは万能の活躍を見せた。ラン24回でシーズン最多の129ランヤードを記録し、チームのすべてのタッチダウンを決めた上、キャッチ7回で72レシービングヤードを積み上げ、合計201スクリメージヤードをマーク。ファルコンズのチーム全体より多くのランヤードを稼ぎ、この試合で最多のキャッチ数とレシービングヤードを記録した。
AFCディフェンス部門週間最優秀選手
ケイラボン・チェイソン(LB/ニューイングランド・ペイトリオッツ)
2020年ドラフト1巡目でジャクソンビル・ジャガーズに指名されたラインバッカー(LB)ケイラボン・チェイソンは、ニューイングランド・ペイトリオッツで再び輝きを放っている。今季はすでに4.5回のサックを挙げており、キャリアハイに迫る成績を残す中、31対13で勝利した日曜日のテネシー・タイタンズ戦では圧巻のパフォーマンスを披露。タックル3回、サック2回、タックルフォーロス2回、QBヒット2回を記録している。さらに、ファンブルリカバーから4ヤードを駆け抜けて、キャリア初のタッチダウンを挙げた。
NFCディフェンス部門週間最優秀選手
マイカ・パーソンズ(DE/グリーンベイ・パッカーズ)
グリーンベイ・パッカーズが27対23でアリゾナ・カーディナルスを下した試合で、ディフェンシブエンド(DE)マイカ・パーソンズが今季ベストのパフォーマンスを見せた。『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によると、この試合でパーソンズはキャリア最多となるサック3回を挙げ、さらにタックル5回、タックルフォーロス4回、そして11回のQBプレッシャーを記録したという。
AFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
グラント・デルピット(S/クリーブランド・ブラウンズ)
クリーブランド・ブラウンズが31対6でマイアミ・ドルフィンズを下した試合で、セーフティ(S)グラント・デルピットがディフェンスとスペシャルチームの両面で躍動した。この試合でデルピットはタックル2回、サック1回、QBヒット2回、タックルフォーロス1回を記録。2回のタックルはいずれもスペシャルチームの選手として出場していた時のもので、さらにフォースドファンブル1回も奪っている。10対3とリードを広げた直後のプレーでデルピットが誘発したファンブルにより、ブラウンズは17対3とさらに優位に立ち、そのまま快勝を収めた。
NFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
サム・マーティン(P/カロライナ・パンサーズ)
カロライナ・パンサーズが13対6でニューヨーク・ジェッツに勝利した試合で、パンター(P)サム・マーティンの活躍がフィールドポジションの主導権争いを制する大きな要因となった。マーティンは6回のパントを蹴り、平均46ヤード、合計43.7ネットヤードを記録。最長68ヤードのビッグパントに加え、4本を敵陣20ヤード以内、うち1本を10ヤード以内、さらに1本を5ヤード以内に着地させる精度を見せた。
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