シーズン第9週の最優秀選手賞はレイブンズQBジャクソン、ベアーズTEラブランドらの手に
2025年11月06日(木) 10:27
リーグは毎週、現地の水曜日に週間最優秀選手を発表する。シーズン第9週の活躍を称えられた選手たちは以下の通り。
AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
ラマー・ジャクソン(QB/ボルティモア・レイブンズ)
ハムストリングの負傷からの療養期間を経て、ボルティモア・レイブンズのクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンが見事な形で復帰した。現地30日(木)夜に行われたマイアミ・ドルフィンズ戦で、ジャクソンはチームを28対6の勝利へと導いている。レイブンズの大勝の中で4本のタッチダウンパスを決め、パス23回中18回を成功(成功率78.3%)、204ヤードを獲得。インターセプトはなく、レーティングは143.2を記録した。今回の復帰戦での活躍により、ジャクソンは通算14回目となるAFCオフェンス部門週間最優秀選手に輝いた。
NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
コルストン・ラブランド(TE/シカゴ・ベアーズ)
タイトエンド(TE)コルストン・ラブランドは日曜日に行われたシンシナティ・ベンガルズとの試合で、ルーキーシーズン最大の活躍を見せ、シカゴ・ベアーズを47対42の激戦勝利へと導いた。ラブランドはこの試合で6回のレシーブを記録し、118ヤードとタッチダウン2回をマーク。そのうちの1回は、残り17秒の場面でタックルを振り切りながら58ヤードを走り抜ける圧巻のタッチダウンだった。このパフォーマンスは、レシーブ数と獲得ヤードのいずれにおいてもラブランドのシーズン最高記録となり、これまでを大きく上回る内容だった。さらに、自身初となるNFLでの2つのタッチダウンで華を添えた。
AFCディフェンス部門週間最優秀選手
アレックス・ハイスミス(LB/ピッツバーグ・スティーラーズ)
ピッツバーグ・スティーラーズがインディアナポリス・コルツに27対20で勝利した試合で、ラインバッカー(LB)アレックス・ハイスミスが際立ったディフェンスを見せた。チームがターンオーバー6回を奪う中、パスラッシャーとして存在感を放ったハイスミスは記録を量産。タックル4回、タックルフォーロス3回、サック2回、フォースドファンブル1回を挙げている。
NFCディフェンス部門週間最優秀選手
トレボン・モーリグ(S/カロライナ・パンサーズ)
カロライナ・パンサーズがグリーンベイ・パッカーズを16対13で下した日曜日の試合で、セーフティ(S)トレボン・モーリグが番狂わせの原動力となった。今年のオフシーズンに加入したモーリグは、この試合でタックル5回、タックルフォーロス2回、パスブレイクアップ2回、インターセプト1回を記録。第3クオーターでのインターセプトは試合の流れを大きく変え、決勝タッチダウンにつながった。
AFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
キャム・リトル(K/ジャクソンビル・ジャガーズ)
キッカー(K)キャム・リトルは日曜日に歴史に名を刻むとともに、勝負どころで何度もチームを救う活躍を見せた。ジャクソンビル・ジャガーズはオーバータイムの末に敵地ラスベガスでレイダースを30対29で下している。リトルは前半終了間際に68ヤードのフィールドゴールを成功させ、2021年に記録された66ヤードの最長記録を更新。この試合では合計3回のフィールドゴールを成功させ、そのうち1本は試合を同点に戻してオーバータイムへ持ち込む48ヤードのキックだった。さらにエクストラポイント3回もすべて成功させ、6回のキックで12得点を挙げている。レイダースの2ポイントコンバージョンが失敗に終わった後、リトルのエクストラポイントが決勝点となった。
NFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
レヴィ・ドレイク・ロドリゲス(DT/ミネソタ・バイキングス)
ディフェンシブタックル(DT)レヴィ・ドレイク・ロドリゲスは、日曜日に行われたデトロイト・ライオンズ戦の第4クオーターでビッグプレーを見せ、ミネソタ・バイキングスの27対24の勝利に貢献した。残り6分余りで7点のリードを守る展開の中、ロドリゲスは相手のフィールドゴールをブロック。ディフェンスでもタックル2回、サック1回、QBヒット2回を記録するなど、充実した一日を締めくくるにふさわしいパフォーマンスとなった。
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