敗戦続きのジェッツでいら立ちを募らせたDTウィリアムス、新天地カウボーイズで貪欲に勝利を狙う
2025年11月07日(金) 13:03
ニューヨークで喫した敗戦の数々は、スターディフェンスタックル(DT)クイネン・ウィリアムスにとって耐えがたいものだった。ジェッツの選手として過ごした6シーズン以上の間、一度も勝ち越しシーズンを経験していない。
現地4日(火)にダラス・カウボーイズへトレードされた3度のプロボウル選出を誇るウィリアムスは、敗戦続きだったこれまでへの不満を露わにした。新天地でようやく勝利をつかむ準備は整っているという。
「自分はとにかく競争心が強いタイプだし、あれだけ何度も負け続ければ、誰だってフラストレーションがたまるはずだ」とウィリアムスは水曜日に『Dallas Morning News(ダラス・モーニング・ニュース)』に語った。
「人生でたった1試合負けただけでも悔しがる選手を何人も知っている。だから、もちろん自分もいら立っていた。でも、ヘッドコーチ(HC)アーロン・グレンや、ジェネラルマネジャー(GM)ダレン・ムージーとの関係は今でも良好だ。彼らは自分がいら立っていたことを理解してくれていた。長い間あのチームにいながら勝てなかったことに自分がフラストレーションを感じていたのは、誰もが知っていたと思う」
ウィリアムスがニューヨークで過ごした6シーズンの間、ジェッツは1シーズンで7勝以上を挙げたことがなかった。2019年から2024年までの通算成績は32勝68敗。そして2025年シーズンも開幕から1勝7敗と苦戦しており、この状況が火曜日の大規模なトレードの引き金となった。チームはウィリアムスとコーナーバック(CB)ソース・ガードナーというスター選手を放出し、多数のドラフト指名権を獲得している。
崩壊状態にあるディフェンスの立て直しを託され、カウボーイズへ加入したウィリアムスは、勝てるチームの一員としての意欲を語った。
「勝ちたいという気持ちでいっぱいだ」とウィリアムスはコメントしている。
「とにかく勝ちたい。それが一番大事なことなんだ。最初にも言ったけど、自分は究極のコンペティターだ。自分がやることのすべては勝つためにある。毎日目を覚まして働く理由も、ただ勝ちたいからだ。だから、チームが勝つためなら、コーチが求めることは何でもやれるという自信がある」
現在3勝5敗1分のカウボーイズは、バイウイークとなるシーズン第10週明けにラスベガス・レイダース、フィラデルフィア・イーグルス、カンザスシティ・チーフス、そしてデトロイト・ライオンズとの対戦を控えている。
【R】



































