ジャガーズWR/CBハンターが膝の手術を受けてシーズン終了
2025年11月12日(水) 08:34
トラビス・ハンターの今シーズンが正式に終わった。
現地11日(火)、ドラフト全体2位指名を受けたワイドレシーバー(WR)/コーナーバック(CB)トラビス・ハンターが膝のLCL(外側側副靭帯/がいそくそくふくじんたい)の修復手術を受け、今季絶望となったと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが手術について知る人物の話をもとに報じた。
負傷した膝に追加の損傷はなく、ハンターは6カ月以内にフットボール活動に復帰できる見込みだと、ラポポートはつけ加えている。
その後、チームもこれを正式に発表した。
ハンターが2週間前の練習中に見舞われた膝のケガが短期的な問題にとどまることを期待していたジャガーズにとっては最悪のシナリオだ。ハンターは故障者リザーブ(IR)に登録され、少なくとも4試合を欠場することになったが、結果的にはわずか7試合の出場でルーキーシーズンを終えることになった。
ジャガーズは2025年NFLドラフトでトレードアップし、2つのポジションでプレーできるハイズマントロフィー受賞者のハンターを指名。新任ヘッドコーチ(HC)リアム・コーエンの下でチームの文化を変える逸材だとみなしていたジャガーズは、ハンターを獲得するための取引の一環として、2026年ドラフト1巡目指名権をクリーブランド・ブラウンズに送っている。
出場した7試合のほとんどで攻撃選手としてプレーしたハンターは、305スナップに参加し、ターゲット45回、キャッチ28回、298ヤード、タッチダウン1回を記録。守備選手としては156スナップに出場し、パスブレークアップ3回、タックル15回をマークした。
練習中に負傷する前、ハンターはルーキーシーズンで最も印象的な試合を終えたばかりだった。シーズン第7週に出場したロサンゼルス・ラムズ戦ではキャッチ8回で101ヤード、タッチダウン1回を記録している。
ハンターがシーズン終盤に復帰する望みが絶たれた今、5勝4敗のジャガーズはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)で7位に位置している。カンザスシティ・チーフスがそれに追随する中、ジャガーズは他の選手の活躍に頼らざるを得なくなった。
ブライアン・トーマスJr.は今シーズン、相手ディフェンスを振り切るのに苦戦しており、シーズン第10週には足首の負傷でヒューストン・テキサンズ戦を欠場した。そのため、トレード期限直前に獲得されたベテランWRジャコビ・マイヤースの存在が重要性を増している。マイヤースはテキサンズ戦でキャッチ3回、41ヤードと、チームトップの成績を残した。パーカー・ワシントンもシーズン終盤にかけて重要な役割を果たし続けると見込まれている。
【RA】



































