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虫垂切除術を受けたカーディナルスWRハリソンJr.が49ers戦を欠場へ

2025年11月13日(木) 09:13

アリゾナ・カーディナルスのマーヴィン・ハリソンJr.【AP Photo/Richard Rodriguez】

アリゾナ・カーディナルスのキャリア2年目のワイドレシーバー(WR)マーヴィン・ハリソンJr.が虫垂切除術を受けたため、キャリアで初めて欠場することになった。

ヘッドコーチ(HC)ジョナサン・ギャノンが現地12日(水)、ハリソンJr.は日曜日に予定されているサンフランシスコ・49ers戦を欠場し、場合によってはそれ以降も欠場する可能性があると発表。

「マーヴィンは一昨日、虫垂炎の手術を受けたため、欠場することになった」と明かしたギャノンHCは、1試合だけの欠場かとの問いに、「様子を見てみる」と返答している。

今季のハリソンJr.は着実に成長を見せており、直近の2試合ではいずれもタッチダウンを記録。シーズン第9週に出場したダラス・カウボーイズ戦ではキャリアハイとなる7回のレシーブで96ヤード、タッチダウン1回をマークした。

また、ハリソンJr.は今シーズン、レシーブ数(34回)、レシーブヤード(525ヤード)、タッチダウン数(4回)でチーム内2位につけており、いずれもタイトエンド(TE)トレイ・マクブライドに次ぐ数字となっている。

ハリソンJr.の欠場は、すでに手薄なWR陣にとってさらなる打撃となる。ゼイ・ジョーンズはシーズン第10週にアキレス腱(けん)を負傷してシーズン絶望となった。マイケル・ウィルソンとグレッグ・ドーチはマクブライドに次ぐ主要ターゲットとなっているが、カーディナルスはタイトエンドを軸にした攻撃を増やす可能性が高い。また、武器不足を受けて、ランニングバック(RB)エマリ・ディマーカドもクオーターバック(QB)ジャコビー・ブリセットからパスを受ける機会が増えるかもしれない。

【RA】