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シーズン第10週の最優秀選手賞はコルツRBテイラー、ライオンズRBギブスらが受賞

2025年11月13日(木) 13:32

インディアナポリス・コルツのジョナサン・テイラー【NFL】

リーグは毎週、現地の水曜日に週間最優秀選手を発表する。シーズン第10週の活躍を称えられた選手たちは以下の通り。

AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
ジョナサン・テイラー(RB/インディアナポリス・コルツ)

現地9日(日)、ランニングバック(RB)ジョナサン・テイラーがベルリンで世界中の視線を集める圧巻のパフォーマンスを披露した。インディアナポリス・コルツが延長戦の末にアトランタ・ファルコンズを31対25で下した試合で、テイラーは286スクリメージヤードを積み上げ、キャリー32回で244ランヤード(1回あたり平均7.6ヤード)を記録。インターナショナルゲームにおけるスクリメージヤードとラッシングヤードの歴代最多記録を更新した。ランでは3回のタッチダウンを決め、1ヤード、83ヤード、そして決勝点となった8ヤードの得点で勝利に大きく貢献した。

NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
ジャーマイア・ギブス(RB/デトロイト・ライオンズ)

デトロイト・ライオンズがワシントン・コマンダースを44対22で圧倒したサンデーゲームで、RBジャーマイア・ギブスは攻撃の中心として躍動した。タッチダウン3回、172スクリメージヤードをマークしている。14ヤードのタッチダウンキャッチでこの試合の初得点を挙げ、合計3回のレシーブで30ヤードを獲得。13ヤードのラッシングタッチダウンに加え、ハイライト動画にふさわしい43ヤードのタッチダウンも決め、わずか15回のキャリーで142ヤードを積み上げている。1キャリーあたり平均9.5ヤードという驚異的な数字を叩き出した。

AFCディフェンス部門週間最優秀選手
ダニエル・ハンター(DE/ヒューストン・テキサンズ)

第4クオーターで19点差を追う展開から、ヒューストン・テキサンズは日曜日にジャクソンビル・ジャガーズに36対29で逆転勝利を収めた。ディフェンシブエンド(DE)ダニエル・ハンターはこの劇的勝利を支えた守備の要として存在感を示した。ハンターはキャリアハイに並ぶ3.5回のサックを決め、タックル7回、タックルフォーロス4回、フォースドファンブル1回を記録。第4クオーターにはタックルフォーロスとサックを立て続けに決めてジャガーズをパントに追い込み、終盤にはさらに0.5回のサックを加えた。

NFCディフェンス部門週間最優秀選手
デマーカス・ローレンス(DE/シアトル・シーホークス)

シアトル・シーホークスがアリゾナ・カーディナルスに44対22で勝利した試合で、DEデマーカス・ローレンスが歴史的なパフォーマンスを1度ではなく2度も披露した。ファンブルリカバーからのタッチダウンを2回決め、1試合で2度のファンブルリカバーTDを挙げた史上4人目の選手となった。この日はタックル4回とサック0.5回もマーク。ローレンスは第1クオーターに34ヤードのファンブルリカバータッチダウンを決める、第2クオーターにも22ヤードのリターンでエンドゾーンに到達した。

AFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
キーン・ヌワングウー(RB/ニューヨーク・ジェッツ)

RBキーン・ヌワングウーが序盤から試合の流れを引き寄せ、ニューヨーク・ジェッツはクリーブランド・ブラウンズを27対20で下している。ヌワングウーは第1クオーターに99ヤードのキックオフリターンタッチダウンを決め、ホームを大いに沸かせた。この得点は、ギャング・グリーンのスペシャルチームが挙げた2つのタッチダウンのうちの1つだ。ヌワングウーは3回のキックオフリターンで143ヤードを獲得している。

NFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
ネイサン・シェファード(DT/ニューオーリンズ・セインツ)

ニューオーリンズ・セインツが敵地でカロライナ・パンサーズに17対7で勝利した日曜日の試合で、ディフェンシブタックル(DT)ネイサン・シェファードがスペシャルチームでの活躍を称えられた。第4クオーターにフィールドゴールをブロックして勝利を後押ししている。守備でもタックル2回、サック1回、QBヒット1回、タックルフォーロス1回を記録し、後半を無失点に抑える立役者となった。

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