ベンガルズWRチェイスがスティーラーズDBラムジーに唾を吐いた行為を謝罪
2025年11月25日(火) 13:20
現地24日(月)、シンシナティ・ベンガルズのワイドレシーバー(WR)ジャマール・チェイスが、ピッツバーグ・スティーラーズのディフェンシブバック(DB)ジャレン・ラムジーに唾を吐いたことを謝罪した。この行為により、チェイスは先週に1試合の出場停止処分を科されている。
出場停止処分を終えて月曜日に復帰したチェイスは、SNSを通じて自身の行為を深く悔い、チーム、ファン、スティーラーズ、そしてNFLに向けて謝罪の意を示した。
「チーム、ファン、ベンガルズ関係者、スティーラーズ関係者、そしてNFLコミュニティのみなさんへ。先週日曜日のピッツバーグでの試合で自分が取った行動について、すべての責任は自分にあるとお伝えするにあたり、この言葉が心からのものだということをどうか理解してほしい」と、チェイスは『Instagram(インスタグラム)』に投稿したメッセージに記した。
「自分のしたことは間違っていた。状況がどうであれ関係ない。フットボールへの情熱は言い訳にならない。このスポーツにおいても、人生においても、あのような無礼な行為が許される状況などない。ピッツバーグ・スティーラーズに関わるすべての方々に、個人的に謝罪したい。あの瞬間は感情に流されてしまった。競争者としても、チームメートとしても、人としても、あの行為が自分という人間を示すものではないと、理解してもらえることを願っている」
「このチームのリーダーとしてふさわしくない行動をとったことについて、コーチ陣、チームメート、そして組織にも謝罪したい。今シーズンは非常に厳しく、つらい敗戦も多かった。全員がフラストレーションを抱えていたが、冷静さと品位、そしてリーダーシップを示すべき場面で、自分はその期待に応えられなかった。昨日の試合を欠場することになった事実が、自分の行為をさらに弁解の余地のないものにしている。2度と同じことは繰り返さない」
「最後に、ファンのみなさんにも謝りたい。自分のジャージーを着て応援してくれる人を当たり前に思ったことは一度もないし、ロールモデルとしての立場を軽く見たこともない。人としての誠実さと真摯さを大切にしている者として、本来であれば今回の出来事について、すぐに責任を示すべきだった」
「みなさんの信頼を取り戻すために、言葉ではなく、フィールド内外での日々の行動を通じて証明していくことを誓う。この出来事から学び続け、これからは自分自身により高い基準を課していくと約束する」
映像の精査によってチェイスがラムジーに唾を吐いた事実が確認され、NFLは11月17日(月)にスポーツマンらしからぬ行為としてチェイスに出場停止処分を科した。この行為を発端に混乱が生じ、その結果ラムジーはスティーラーズがベンガルズに勝利したシーズン第11週の試合で退場処分となっている。
チェイスは出場停止処分に異議申立てを行ったものの却下され、ベンガルズは第12週の試合をチェイス不在で戦うことになった。チームは日曜日の試合で、ニューイングランド・ペイトリオッツに20対26で敗れている。
チェイスは3勝8敗のベンガルズにとって欠かせない戦力であり、チームは今週、シーズン第2週以降つま先の負傷で欠場していたフランチャイズクオーターバック(QB)ジョー・バロウの復帰を見込んでいる。順調にいけば、サンクスギビング当日の夜に迎えるボルティモア・レイブンズ戦に間に合う可能性が高い。
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