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FAを含むあらゆる可能性に備えるジェッツRBホール、「なるようになる」

2026年02月24日(火) 10:31

ニューヨーク・ジェッツのブリース・ホール【AP Photo/Ella Hall】

ニューヨーク・ジェッツのランニングバック(RB)ブリース・ホールはほぼ1年間にわたり、移籍をうわさされてきた。

数週間後には、そのうわさが現実となるかもしれない。新人契約の最終年である4年目を終えたホールは、契約延長に合意しなければ3月にフリーエージェント(FA)となる。波乱に満ちた4年間を経て、ホール自身が環境の変化を歓迎している可能性もある。

『The New York Post(ニューヨーク・ポスト)』によると、ホールは現地21日(土)に「さあ、どうだろうな。これについては6、7カ月ずっと考えてきた。でも、今はなるようになると思っている」と語ったという。

移籍のうわさが浮上したのは昨夏、ジェッツのロースターやそのポテンシャルの限界を垣間見た人々が、ホールを手放せば投資に見合うリターンを得られるかもしれないと考えたことがきっかけだった。このうわさは2025年NFLトレード期限日まで続いたが、ホールに関する取引は成立しなかった。

自身の将来が不透明であると同時に、ジェッツがあらゆる局面で精彩を欠いていたにもかかわらず、ホールは最高のシーズンを過ごし、キャリアで初めて1,000ランヤードを突破。4回のタッチダウンランを記録したほか、36回のレシーブで350ヤード、タッチダウン1回もマークした。この成績はジェッツを詳しく観察していない人には見過ごされがちだが、ランニングバックの補強を目指す評価担当者にとっては見逃せないものだろう。

フランチャイズタグを使用すれば長期契約なしでホールを残留させることができるが、そのコスト――1シーズンで1,450万ドル(約22億4,879万円)――を踏まえてジェッツが思いとどまる可能性は高い。ジェッツは推定7,940万ドル(約123億1,407万円)のキャップスペースを確保し、2026年オフシーズンにおいてリーグで4番目にキャップスペースに余裕があるチームとなる見込みだ。ただし、タグの使用はキャップスペースの問題ではなく、市場価値と財源配分の問題となる。

ホールは健康な状態であればランとパスの両面で大きな活躍ができることを証明してきたが、少なくともブレーロン・アレンが2025年シーズンにケガで離脱するまでは、ジェッツで主力ランニングバックとしての地位を完全に確立することはなかった。必須の戦力とみなしていないランニングバックに1,450万ドルを支払うことは、ほとんどの基準から見て誤った判断だと言える。

それを理解している様子のホールは、どのような結果も受け入れる覚悟を決めている。

「俺はただ地に足をつけ、あとのことは神と代理人に任せる。ここ数年の自分の状況を考えれば、俺のプレーがすべてを物語っていると思う。自分にふさわしいものはすべて手に入るはずだから、あまり心配はしていない」とホールは語った。

ホールは現在、『NFL.com』のトップ101フリーエージェントリストで13位につけている。

【RA】