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カウボーイズはWRピケンズにフランチャイズタグ使用する“方向に傾きつつある”とジョーンズEVP

2026年02月24日(火) 09:44

ダラス・カウボーイズのジョージ・ピケンズ【Greg Trott via AP】

前回のオフシーズンとは異なり、ダラス・カウボーイズは2月に入ってから積極的に契約をまとめている。

ランニングバック(RB)ジャボンテ・ウィリアムズと3年契約で合意してから2日後、カウボーイズの執行副社長(EVP)であるスティーブン・ジョーンズは報道陣に対し、ワイドレシーバー(WR)ジョージ・ピケンズを確実に残留させる意向があり、そのためにフランチャイズタグを使用する“方向に傾きつつある”と明かした。

ジョーンズは「ピケンズにここにいてもらいたい。私たちは彼を非常に高く評価している。ここにいてほしいし、彼のことが大好きだ。彼もここにいたいと思っているはず。つまり、すべてがプラスだ」と語った。

フランチャイズタグは、長期的に収入を得る可能性を制限され、比較的高額だがリスクの高い1年契約に縛られることから、適用される選手にとっては顔をしかめたくなるものだ。ほとんどの選手と同様に、ピケンズも市場価値に見合う複数年契約を結ぶことを望むだろう。カウボーイズでの初年度となった2025年シーズンにレシーブ93回、1,429ヤード、タッチダウン9回とキャリア最高の成績を残したことを踏まえるとなおさらだ。

フランチャイズタグを適用された選手にも長期契約の選択肢は残されているが、実現には双方が積極的に交渉を進める必要がある。ジョーンズが月曜日に語ったように、カウボーイズにそのような選択肢を検討する意思があるのは確かだ。

「タグをつけた状態でプレーした選手もいたし、タグをつけた選手との契約をまとめたこともある。どちらにも転ぶ可能性がある。状況をしっかり分析し続け、次の一手を見極めるつもりだ」とジョーンズはコメントしている。

フランチャイズタグを使えば、ピケンズが2026年もカウボーイズでのみプレーすることが保証される。また、大きな疑問を短期的に解消することにもつながり、2025年に1,201ヤード、タッチダウン11回と自己最高の成績を残したウィリアムズやキッカー(K)ブランドン・オーブリーなど、ジョーンズが長期間にわたり契約交渉を行っていると認めた選手のリストから、ピケンズの名前を外せるようになる。

NFL2位に輝いた攻撃陣の主力選手を引きとめることは、2026年オフシーズンにおける重要な目標となっていた。その一方で、カウボーイズは2025年に自分たちの足を引っ張った要因――ディフェンス――も強く認識しており、残されたリソースの大半を守備陣に注ぐことが得策となりそうだ。

そのプロセスはシーズン開幕時とシーズン中に実行された2つの重要なトレードから始まった。カウボーイズはオールプロ選出経歴を誇るディフェンシブエンド(DE)マイカ・パーソンズを手放す見返りとして、2つのドラフト1巡目指名権とベテランディフェンシブタックル(DT)ケニー・クラークをグリーンベイ・パッカーズから獲得するという衝撃的な決断を下した。その後、11月のトレード期限日にも低迷していたニューヨーク・ジェッツとのトレードでオールプロ選出経歴を持つDTクイネン・ウィリアムスを獲得した。

その流れは、守備コーディネーター(DC)を務めていたマット・エバーフラスを解任し、ビック・ファンジオの補佐役だったクリスチャン・パーカーを後任に据えたことで続いている。

しかし、その作業はまだ終わっていない。

オフシーズンにチームの予算を使い切る意思があるのかと質問されたジョーンズは「ああ、この守備陣を立て直したい」と答え、こう続けた。

「ジャボンテとの契約がまとまり、ジョージが戻ってくることも分かっている今、攻撃陣については非常に手応えを感じている。つまり、そちらの面には本当に満足している。もちろん、オフシーズンではすでに多くの時間を費やし、守備コーチ陣の刷新を行った。今後は守備陣の戦力を強化するという次の段階に進むつもりだ」

カウボーイズはパーカーを採用したことで、すでに問題の半分を解決できたと考えている。ジョーンズが“優れた守備の頭脳”を持つと評するパーカーは、守備スタッフの編成を進める中ですでに印象を残してきた。

今度はジョーンズと人事部門のメンバーがロースター編成で仕事を完了させる番だ。そのプロセスは今後の数週間で本格化していくだろう。

【RA】