厳しい2シーズン目を経て、逆境は「成長の糧になる」とジャガーズWRトーマスJr.
2026年02月24日(火) 12:10
2025年シーズンにジャクソンビル・ジャガーズが希望に満ちた新境地へと突き進む中、主力選手の1人――ワイドレシーバー(WR)ブライアン・トーマスJr.――はこの喜びに満ちた変革のシーズンの大半を陰に隠れて過ごしていた。
新人時代にキャッチ87回で1,282ヤード、タッチダウン10回を記録するなど大活躍したトーマスJr.だが、2年目には数々の困難に直面した。安定したパフォーマンスを発揮できず、パスを落とす癖がつき、足首の負傷にも悩まされた結果、レシーブヤードは印象的なルーキーシーズンよりも600ヤード近く減少。タッチダウンはわずか3回(キャッチ2回、ラン1回)にとどまり、ジャガーズの快進撃においては脇役に甘んじる形となった。
『ESPN』によると、トーマスJr.は「あれは単純に逆境だったし、成長の糧になるはずだ。もどかしいことだとは思わない。何かを築くための土台になってくれる。何をすべきか、(成功を)持続させるために何をすべきかが分かるんだ」と語ったという。
前年度と同じ活躍ができないのはよくあることであり、多くの選手が毎年最高のパフォーマンスを再現するのは難しいと感じている。しかし、ジャガーズは自分たちが潜在能力を完全に発揮するためには、トーマスJr.が重要な役割を担う必要があると理解している。
トーマスJr.が新人時代に自ら設定した高い基準に届かなかった理由はいくつかあり、負傷によってパフォーマンスが低下したことや、リアム・コーエンHC(ヘッドコーチ)が起用法を少し変更するまでリズムを取り戻せなかったことが挙げられる。当然、その頃には他の選手に注目が集まっていた。WRパーカー・ワシントンはクオーターバック(QB)トレバー・ローレンスの主要なターゲットとなり、チームにおいてレシーブヤード(847ヤード)で1位、タッチダウン数(5回)で2位につけた。また、シーズン途中にラスベガス・レイダースとのトレードで加入したジャコビ・マイヤースも多くの場面でターゲットとなった。
成功を収めたチームによくあることだが、ジャガーズはターゲットを分散させた。トーマスJr.はレシーブヤード(707ヤード)でチーム内2位につけたものの、少なくとも表面的には、以前ほどのインパクトを残せなかった。
それを問題視していなかったコーエンHCは、初めて共に過ごしたシーズンにトーマスJr.の生産性が低下したことを特に気にしていなかった。その理由は単純で、ジャガーズが勝ち続けていたからだ。
コーエンHCはトーマスJr.に課題があることを理解している一方で、2シーズンを終えた時点での成績は気にしていない。2025年が序章に過ぎないのであれば、チーム全体の勢いがトーマスJr.を押し上げるだろう。トーマスJr.にはそれほどの才能があるからだ。
【RA】



































