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コマンダースが11試合に出場したCBラティモアを放出へ

2026年03月03日(火) 10:40

ワシントン・コマンダースのマーション・ラティモア【Cooper Neill via AP】

またしても注目度の高いコーナーバック(CB)がフリーエージェント(FA)市場に出ることになった。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地2日(月)に報じたところによると、ワシントン・コマンダースがCBマーション・ラティモアに対して放出を通告したという。

2024年のトレード期限間際にニューオーリンズ・セインツから移籍したラティモアは、1シーズンと少しをコマンダースで過ごした。2017年ドラフト1巡目指名を受けたラティモアは、コマンダースで出場した11試合でタックル31回、パスディフェンス10回、ファンブルリカバリー1回、インターセプト1回を記録している。

コマンダースはリーグで5番目にサラリーキャップに余裕があり、驚きと失望が入り混じった5勝12敗のシーズンを立て直すための資金に恵まれている。ラティモアの契約期間はあと1年残っていたが、今回の放出によりコマンダースはデッドマネーなしで1,850万ドル(約29億1,073万円)のキャップスペースを確保できる。

今回の放出は金銭的な観点で理にかなっていたうえに、シーズン第9週にACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂する前からラティモアのパフォーマンスが振るわなかったことも理由となっている。

5月に30歳となるラティモアのカバー能力は、全盛期のセインツ時代と比べてはるかに低下していた。『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』による2025年のカバレッジグレード(51.2点)と総合ディフェンスグレード(52.1点)はCBの中でそれぞれ99位と96位に位置し、いずれも9年のキャリアで最低の成績だった。

2025年にパスディフェンスで28位に終わったコマンダースは、コーナーバック陣の再構築を目指すようだ。昨季にチーム最多のインターセプト数を記録したマイク・セインリスティルは残留するが、4人のコーナーバックがフリーエージェントとなる見込みだ。

新たにNFLで3つ目の所属先を探すことになったラティモアは、FA期間の後半に需要が増すと見られている。現在も膝のケガからのリハビリ中であり、動きは鈍くなっているものの、ラティモアは4度のプロボウル選出経験を持つベテランとして重要な知識や経験を備えている。

ラティモアを控え選手として獲得するのに適したディフェンスはいくつかあるはずだ。

【RA】