NFL復帰の可能性を模索していたとトム・ブレイディ
2026年03月27日(金) 11:49
NFL史上最も輝かしい実績を残したクォーターバック(QB)による2度目の現役復帰を、少なくともトム・ブレイディ自身が検討していた。
先週行われた『CNBC』とのインタビューで、2022年を最後にプレーから遠ざかり、現在はラスベガス・レイダースのマイノリティオーナーを務めるブレイディは、2度目の引退撤回の可能性を探っていたことを明らかにした。しかし、その件を切り出した際、リーグ側から難色を示されたという。
「実際に打診してみたけど、彼らはそのアイデアにあまりいい顔をしなかった」とブレイディは『CNBC』に語っている。
「だから、その話はそこまでにしておく。僕たちはさまざまな可能性を検討したけど、今は引退生活を心から楽しんでいる。そのこともつけ加えておこう」
ブレイディとパートナーは、2024年10月15日にレイダースの所有権10%を取得した。それ以来、スーパーボウル制覇7回を誇る王者は、自ら「戦略的アドバイザリーの役割」と表現する立場で、選手人事やコーチングスタッフの決定においてレイダースのフロントオフィスを支援してきた。
リーグの規定によれば、NFLに復帰する場合、ブレイディは保有するレイダースの株式を売却しなければならない。
「僕はマイノリティオーナーだ。その立場に明確な職務記述書など存在しないし、日常的な役割があるわけでもない」とブレイディは説明している。
「だけど、助けを必要としている人がいつでも僕に電話をかけられる状態にしている。全員が成功し、ベストを尽くし、ラスベガスに勝利の文化をもたらす姿を見たいと思っている。レイダースに再び栄光をもたらしたい。その一部になれたら最高だ」
ブレイディは現役を退いてからも、フットボールの世界に深く関わっている。『Fox Sports(フォックス・スポーツ)』と10年3億7,500万ドル(約593億2,375万円)の契約を結び、過去2シーズンは同ネットワークのリードアナリストとして放送席に座った。
先週末には“Fanatics Flag Football Classic(ファナティクス・フラッグ・フットボール・クラシック)”の一環として、フラッグフットボールのフィールドでプレーする姿も見せている。48歳のブレイディは、NFLでのラストゲームから1,000日以上が経過しているにもかかわらず、ワイドレシーバー(WR)ステフォン・ディッグスへ見事なタッチダウンパスを投じ、周囲を驚かせた。
「フラッグフットボールの試合に出てプレーするのは最高だった」とブレイディは振り返る。
「タックルされない点がすごくいいね。今は本当に楽しいことにたくさん関わっているんだ」
「フットボールフィールドで素晴らしいアスリートたちにパスを投げるのは、決して飽きることのない経験だ。でも、あの試合を通じて、自分が引退生活にとても満足していることを改めて感じた」
先週末のフラッグフットボールのイベント前にも、ブレイディは引退生活の充実ぶりを同様に語っていた。もっとも、フラッグフットボールがオリンピック種目として初採用される2028年ロサンゼルス夏季五輪への出場について、「絶対にないとは言い切れない」とつけ加えた後のことだ。ただし、自身が米国代表選手になる可能性については「考えにくい」としている。
【R】



































