先発QBは「誰とも決めていない」とカーディナルスGMオッセンフォート
2026年04月17日(金) 12:01
アリゾナ・カーディナルスは、先発クオーターバック(QB)が不透明な状況で2026年シーズンを迎えようとしている。
チームはまだ答えを出していない。2025年シーズン途中に代役を務めたジャコビー・ブリセットと、ベテランのガードナー・ミンシューという2つの選択肢があるものの、どちらを先発に据えるかを決める段階にはない。
現地16日(木)、カーディナルスのジェネラルマネジャー(GM)モンティ・オッセンフォートは「われわれにはジャコビーとガードナーがいる。2人とも多くの試合に出場してきた」と記者団に語った。
「こうしている間にも、われわれはシステムの導入に取り組んでいる。ヘッドコーチのマット・ラフルアーのスタッフたちは精力的に動いている。その件に関しては彼らに任せるつもりだが、現時点で誰とも決めていない。8月を迎えるまでに、そのポジションがどのような形になっているかを見ていくことになる」
オッセンフォートの発言は、3月にミンシューを加えて以来、カーディナルスがこの問題に対して公に取ってきた態度と一致する。すなわち、チームには2つの選択肢があり、両者を高く評価しているが、どちらが本命かを決める段階にはないというものだ。昨シーズンはブリセットが12試合に先発し、カーディナルスがミンシューと1年575万ドル(約9億1,557万円)の契約を結んだことで、当然ブリセットが先発になると多くの人が想定していた。しかし、少なくとも現時点ではそうした状況にはない。
ラフルアーは「確信を持てるポジションはいくつかあるが、クオーターバックについても非常に手応えを感じている。なぜなら、あの2人はどちらも多くの実戦経験を積んでいるからだ」と述べている。
「だから、現時点で先発争いについて議論することはない。今はただ、このシステムがどのような形になるか、その基礎となる部分を構築しようとしているところだ。選手たちに言い続けていることだが、目指すべき基礎はあっても、最終的には彼らのスキルセットに合わせてシステムを適合させていくつもりだ」
「われわれはロサンゼルス・ラムズになるつもりはないし、サンフランシスコ・49ersになるつもりもない。グリーンベイ・パッカーズでもなく、アリゾナ・カーディナルス以外の何者でもない。私がこれまで関わってきた中で最高のオフェンスは、自然とその域に達したものだ」
4月という時期、とりわけ来週にドラフトを控えた今、彼らがこれまでの姿勢を崩す理由はない。4月中旬のどのチームのロースターがそうであるように、最終形には程遠い状態だ。
その気になれば、カーディナルスはドラフト全体3位指名をクオーターバックに費やして世間を驚かせることもできるし、それより後の指名順で追加することもできる。オッセンフォートは木曜日、自身のスカウティング部門が多くの時間を割いてクオーターバック候補たちの分析を行ってきたことを認めた。来週の終わりには、フェニックス都市圏へ新たな顔ぶれが加わる可能性もある。
クオーターバックのプロスペクトに何を求めるか問われたオッセンフォートは、「私にとって重要なのは正確性と意思決定だ。これらは常に最優先事項となる」と答えた。
「毎年、さまざまなタイプ、サイズ、スタイルのクオーターバックが登場する。状況は毎年異なるし、大学のゲームとNFLのゲームもまた別物だ。彼らをしっかりと見極め、このリーグにどう適応するかを予測するのはわれわれの仕事。毎年状況は異なり、今年のクオーターバックたちについても十分な評価を行ってきた」
当然ながら、ドラフトを控えたこの時期に断定的な発言をするジェネラルマネジャーはいない。木曜日にオッセンフォートが語った内容は、ドラフトにおけるカーディナルスの立ち位置について、一定の関心を引くものとなった。特に、終盤にかけて評価を上げているとされるアラバマ大学のQBタイ・シンプソンについては、その根拠となる明確な材料に乏しいにもかかわらず、1巡目指名まで上昇すると見る向きもある。
現時点では、カーディナルスの現体制からはこれまで通りの対応が続くと予想される。2026年シーズンにロンバルディトロフィーを狙う段階にはないものの、クオーターバックの状況にパニックを感じている様子もない。
【R】



































