ロースター構成を踏まえ、新人をすぐに先発起用することは想定していないブロンコスGMペイトン
2026年04月18日(土) 10:22
デンバー・ブロンコスはドラフト1巡目指名権を含む複数の資産を手放す見返りとしてワイドレシーバー(WR)ジェイレン・ワドルを獲得し、今オフシーズンに最も必要としていた補強を実現させた。このトレードにより、ブロンコスが保持する全体100位以内の指名権は1つ(全体62位指名権)のみとなっている。
ジェネラルマネジャー(GM)ジョージ・ペイトンは現地16日(木)、ロースターが整っており、新人選手を即戦力として起用することを見込んでいなかったことから、全体100位以内の指名権2つと引き換えにワドルを獲得することに自信を持てたと語った。
『9News(9ニュース)』のマイク・クリスによると、ペイトンGMは「ポテンシャルの高い選手を指名したいと思っているが、そうした選手にも未熟な部分があり、成長にはある程度時間がかかるだろう」と述べ、こう続けたという。
「もちろん、加入してすぐに先発できる選手が理想的だが、1巡目でも2巡目でも、どの順位であってもそれが常に現実的とは限らない。難しいことだからね。そして、今のチーム構成を考えると、最初から先発として起用されるのは難しいだろう」
4月現在、リーグの中でも特に安定した先発メンバーを誇るブロンコスは、たとえドラフト全体30位で指名していたとしても、その新人選手がベテラン選手の座を奪うとは想定していなかった。それは、2025年ドラフト1巡目で指名されたコーナーバック(CB)ジャデイ・バロンの出場が、ニッケルのジャクアン・マクミリアンの控えとしてスナップの約30%にとどまっていたのと同様だ。
チームの戦力を考慮すれば、ワドルは全体30位で指名できた可能性があるどの選手よりも、短期的には価値が高かったと言える。
ブロンコスはドラフト1巡目指名権なしでチームを構成することに、ある程度慣れてきたようだ。ブロンコスは過去5回のドラフトで4つの1巡目指名権をトレードしており、2022年と2023年の1巡目指名権はクオーターバック(QB)ラッセル・ウィルソンの獲得のために、もう1つの2023年ドラフト1巡目指名権はヘッドコーチ(HC)ショーン・ペイトンを招聘(しょうへい)するために手放し、2026年ドラフト1巡目指名権はワドル獲得のために譲渡した。
ブロンコスの最初の指名順位はドラフト2巡目の後半まで回ってこないが、ペイトンGMが1巡目で指名するためにトレードアップすることは期待しない方がいい。
「その可能性は低い」と明かしたペイトンGMは「そこまで上がるにはかなりの対価が必要になる。ドラフト資産の大半をトレードすることになるだろう。その可能性は低いと言えるが、2巡目で順位を上げる可能性は確かにある」と続けた。
ペイトンGMによると、ブロンコス幹部はドラフト2巡目で獲得できると見込んでいる選手たちに注目しているという。
「全体62位で指名できる可能性がある選手のうち、私たちが注目している選手が6人ほどいる。その選手たちについては良い感触を持っている。引き続き検討を進めていくつもりだ」とペイトンGMは語った。
ドラフト3日目を迎えるまでの指名権が1つしかないブロンコスにとって、今回のドラフトは将来的に主力選手へと成長し得る控え選手を発掘することが焦点となる。もちろん、ケガや状況次第では数人の新人選手が重要な役割を担うことになるかもしれないが、即戦力として新人選手に頼らなくてもよいというのは大きな強みだと言えよう。
【RA】



































