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DEギャレットの欠席と対面での接触がないことを軽視するブラウンズHCモンケン

2026年04月23日(木) 11:12

クリーブランド・ブラウンズのトッド・モンケンとマイルズ・ギャレット【NFL】

クリーブランド・ブラウンズのディフェンシブエンド(DE)マイルズ・ギャレットが自主参加のミニキャンプを欠席したことで、波紋が広がっているようだ。ヘッドコーチ(HC)トッド・モンケンは昨季にサック王に輝いたギャレットが出席義務のない練習を欠席したことについて質問攻めに遭っている。

就任1年目のモンケンHCは現地21日(火)、ギャレットとは連絡をとっているものの、直接会って話してはいないと明かした。

モンケンHCは報道陣に「やりとりは多くないが問題ない」と述べている。

「これは自主参加だ。大げさに捉えすぎている。本当に。これは自主参加なんだ。マイルズ以外にも来ていない選手はいる。できれば来てほしかったが、彼らは準備を整えるだろう。チームとしてはそれを期待している。彼らが来たら、チームとしても気合が入るだろう」

コーナーバック(CB)デンゼル・ウォードやワイドレシーバー(WR)ジェリー・ジューディも参加していない。どのベテラン選手ともそれぞれの段階で連絡を取っていることを明らかにしたモンケンHCは、次のようにコメントした。

「ああ、報告は受けている。実際、すべての選手が連絡をくれている。彼らのコミュニケーションは本当に素晴らしい。マイルズも同じだ。つまり、きちんと連絡は取れているということだ。それで満足しているわけではないが、これは自主参加だ。もちろん、全員ここに来てくれたらいいのにとは思っている。それは何度も言ってきたはずだ。だが、彼らは全員ブラウンズの選手であり、その事実を喜ばしく思っている」

この議論が興味深い理由の1つとして、ブラウンズの担当記者たちの多くが自主参加のオフシーズンプログラムが始まった当初にギャレットの欠席を特に問題視していなかったことが挙げられる。というのも、スター選手のギャレットは通常、出席義務のない練習の初期段階には参加しないからだ。しかし、現在はそれが疑問視されている。単純なテキストメッセージだけで直接的なやり取りがないことが、何らかの問題が潜んでいるのはないかと一部の人が推測する事態を引き起こしているのだ。

ギャレットのトレードを巡るうわさは、ブラウンズがギャレットの契約内容を調整し、オプションボーナスの支払日をレギュラーシーズン開幕7日前に前倒ししたことで一気に広まった。理論上、この措置によってブラウンズはギャレットをトレードしやすくなるが、チーム幹部はそれが目的ではないと強調している。ただし、そのタイミングは不自然に見え、ジェネラルマネジャー(GM)アンドリュー・ベリーが“ギャレットは最後までブラウンズで過ごす選手だ”という一般的な決まり文句を並べる以外に、十分な説明はなされていない。

ドラフトを目前に控える中、ブラウンズがギャレットをトレードして莫大な見返りを得ることを検討しているのであれば、今のタイミングは理にかなっていると言える。たとえドラフト後もギャレットがクリーブランドに残っていたとしても、ブラウンズ最大のスター選手がチームに合流せず、コーチと直接的に接触していない状況は、夏の間もメディアの注目を集め続けるだろう。

【RA】