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WR陣をけん引するプレッシャーは感じず「最高のプレーをするだけ」とドルフィンズのマリック・ワシントン

2026年04月23日(木) 12:34

マイアミ・ドルフィンズのマリク・ワシントン【NFL】

マイアミ・ドルフィンズが今オフシーズンにジェイレン・ワドルをトレードで放出し、タイリーク・ヒルをリリースしたことは、ワイドレシーバー(WR)陣にとって大きな不安要素となった。

ドラフトを目前に控えた今、このユニットを率いているのは3年目のマリック・ワシントン、元ダラス・カウボーイズのジェイレン・トルバート、そして元ロサンゼルス・ラムズの俊足レシーバー、トゥトゥ・アトウェルの3人だ。この中で、単一シーズンに615ヤード以上を記録した者は一人もいない。昨季は3人合わせて712ヤードにとどまり、ワシントンがキャリアハイの317ヤードでチームをリードした。

こうした状況下で、現時点でナンバーワンレシーバーと目されているワシントンは現地21日(火)、今の状況を例年と何ら変わりないものと捉えていると語った。デプスチャートの最上位にいようと最下位にいようと、目標は常に向上することにあるという。

「ステップアップしなければならないとか、特定の課題に取り組まなければならないといった見方はしていない。ただ最高のフットボールをするだけだと考えている」とワシントンは語った。

「それが俺たちの使命だし、最高のプレーを目指して努力することは、これまでの人生でずっとやってきたことだ。だから、レシーバー陣の全員が自分を証明したいと思っているはずだ。誰もがエースになりたいと思っているし、ターゲットになって日曜日の試合で活躍したいと思っている。俺たちにとって大切なのは、これまでと同じ情熱とマインドセットを持って毎日練習に励むこと。ただ最高のフットボールを見せるだけだ」

ドルフィンズはドラフトでレシーバーの獲得に動くと見られている。1巡目指名権2つを含むトップ100位までに7つ、全体では11個の指名権を持っていることから、ドラフトを終える頃には複数のパスキャッチの選択肢を確保しているはずだ。チームには補強すべきポジションが数多くあるため、全体11位や30位でレシーバーを指名することはできるものの、それが確実な選択肢というわけではない。もっとも、今回のドラフト上位には傑出した才能が不足していることを踏まえれば、11位の指名順が回ってきた時点で、最高評価の選手として残っているのがワイドレシーバーという可能性は十分にある。

ドラフトで誰が加わろうとも、ワシントンをはじめとするレシーバー陣は、オフシーズンプログラムの毎日をただ着実に向上することに費やしている。

「俺たちがやるすべてのことには意図があると思っている」とワシントンは言う。

「特に自分に関しては、どのドリルやレップスに対しても真剣に取り組むようにしている。常に列の先頭に立ち、あのグループのリーダーになろうと努めている。自分のスキルセットを披露し、強みも理解しているし、改善すべき点も分かっている。だから、毎日それらに取り組むことで自分を際立たせ、プレーブックの習得やミーティングでも一切妥協せず、毎日最高のパフォーマンスを見せることが重要だ」

ワシントンは今オフシーズン、クオーターバック(QB)マリク・ウィリスと共にトレーニングに励んだことに触れ、新加入したQBのパスの「鋭さ」やハドル内での「統率力」に感銘を受けたと明かした。現在、ドルフィンズにはチームのカギとなる2人のマリック・Wが在籍しており、彼らのニックネームを考える必要がありそうだ。

「ニックネームに関しては、何か考えなきゃいけないだろうね。でも、それはみなさんに任せることにするよ」と、ワシントンは地元メディアに対して冗談めかして話している。

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