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2026年NFLドラフト:タイタンズが全体4位でWRカーネル・テイトを指名

2026年04月24日(金) 10:43

オハイオ州立大学のカーネル・テイト【Adam Hunger/AP Content Services for the NFL】

テネシー・タイタンズがクオーターバック(QB)キャム・ウォードのために強力な戦力を獲得した。

タイタンズが現地23日(木)夜、ピッツバーグで行われている2026年NFLドラフトでオハイオ州立大学のワイドレシーバー(WR)カーネル・テイトを全体4位で指名した。

2026年クラスで最も競り合いでのキャッチに強いレシーバーとして知られるテイトは、ワイドレシーバー育成の名門校であるオハイオ州立大学の最新鋭としてNFL入りする。テイトは同じくオハイオ州立大学出身でドラフト1巡目指名を受けたエメカ・エブカやジャクソン・スミス・インジグバと同様のキャリアをたどることになりそうだ。テイトの1巡目指名は、エブカ、スミス・インジグバ、マーヴィン・ハリソンJr.、ギャレット・ウィルソン、クリス・オレーブに続き、オハイオ州立大学出身のレシーバーが5年連続でドラフト全体32位以内で指名されたことを意味し、すでに確立されていたドラフト時代の記録をさらに更新することとなった。

シカゴ出身で、フロリダ州ブレーデントンのIMGアカデミーでプレーしていたテイトは、高校時代に4つ星の有望選手として注目されて以来、フットボール界全体の注目を集めてきた。テイトはオハイオ州立大学で主力選手としての地位を確立した2025年にその期待に応え、3年目にして最後のシーズンにビッグ10タイトルゲームとカレッジ・フットボール・プレーオフの準々決勝に進出したバッカイズの一員としてレシーブ51回、875ヤード、タッチダウン9回を記録し、キャリアのピークを迎えた。テイトはその活躍によってオールアメリカンのセカンドチームにも選出されている。テイトはその偉業をケガで3試合を欠場したにもかかわらず成し遂げた。

確かな実力を持った選手がひしめくドラフトにおいて、テイトは1位の座を巡る熾烈な争いに加わると見なされてきた。テイトは実績に裏打ちされた完成度の高いレシーバーというわけではないが、ディフェンダーにマークされた状況下でも卓越したキャッチ能力を発揮することができる。2025年に臨んだウィスコンシン大学との一戦で2人のディフェンダーに挟まれながら驚異的なタッチダウンレシーブを決めたのがその証左だ。『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』によると、コロンバスでの最終シーズンには、相手と競り合っている状況で決めたタッチダウンレシーブ数(6回)で、ビッグ10でトップに立ったという。テイトは、スカーレットとグレーのユニフォームを脱ぎ捨ててNFLのユニフォームに身を包んだ後に成功を収めた他の1巡目指名レシーバーの系譜をたどる存在であり、彼らの足跡を追うことを目指すだろう。

テイトを最初のワイドレシーバーとして指名することで、タイタンズはウォードの成長を後押しするプレーメーカーという大きなニーズを満たした。プレスカバレッジを突破する能力を持つテイトは、ラインで優位に立ち、キャッチ後も追加でヤードを稼げるプレーメーカーとしてウォードを支えるだろう。

タイタンズはフリーエージェント(FA)のWRワンデール・ロビンソンを獲得し、カルビン・リドリーや2年目のエリック・アヨマノール、チムレイ・ディーケイを擁するWR陣を補強したが、それでもなお攻撃力が不足していた。テイトはWR陣を強化し、主力ターゲットとして活躍する可能性を秘めている。

ヘッドコーチ(HC)ロバート・サラーの就任初年度にカギとなるのは、2年目を迎えるウォードの成長だ。タイタンズは2026年NFLドラフトの最初の指名権で、強力な戦力を加えることで、その課題を乗り越えやすくしている。

【RA】