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2026年NFLドラフト:ジャイアンツが全体5位でLBアーベル・リース、10位でOTフランシス・マウイノアを指名

2026年04月24日(金) 11:12

オハイオ州立大学のアーベル・リース【AP Photo/Gene J. Puskar】

ジョン・ハーボーが新たにチームのトップに立ったニューヨーク・ジャイアンツが、最初に指名したのがラインバッカー(LB)アーベル・リースだった。

ハーボーがオハイオ州立大学のプロデーに参加したとき、ジャイアンツは全体5位で選ぶ選手として、ラインバッカー(LB)ソニー・スタイルズかセーフティ(S)ケイレブ・ダウンズに目をつけているのではないかとささやかれていた。

しかし、ジャイアンツが指名したのは同じくニューヨークを拠点とするジェッツによるドラフトが見込まれていたリースだった。ジェッツが全体2位でディフェンシブエンド(DE)デビッド・ベイリーを選択したのに続き、ランニングバック(RB)ジェレマイア・ラブとワイドレシーバー(WR)カーネル・テイトが意外性のある3位と4位での指名を受けたことから、ジャイアンツは爆発力を秘めた守備陣の戦力を取る方向に方針を切り替えている。

ジャイアンツは全体10位指名権をシンシナティ・ベンガルズとのデクスター・ローレンスのトレードで獲得しており、こちらは攻撃陣からオフェンシブラインマン(OL)フランシス・マウイノアの指名に使用した。

リースはどのポジションでプレーすることになるだろうか? 現時点ではラインバッカーとしてリストアップされているリースだが、どこでプレーしたときも、紛れもない才能を見せてきた。マウイノアはマイアミ大学ではタックルの役割を担っていたものの、ガードとしてより力を発揮する可能性もある。

エッジラッシャーとしての技術は、リースの全体的なスキルの中で1番磨きが足りない部分だと言える。しかし、NFLスカウティングコンバインで信じられないほどのテスト結果を残したことから、スカウトらはリースにマイカ・パーソンズのようなゲーム破壊者へと成長する可能性を見ており、過去6週間でドラフトにおける評価を大きく上げてきた。

また、リースが加わるジャイアンツ守備陣には多くの才能がそろっており、特にフロントセブンが充実。したがって、前の守りが厚い状態でプレーできる。レギュラーシーズン直前まで21歳にもなっていない若きプレーヤーにとって、これは良い材料だ。

当然ながら、ジャイアンツはリースの指名を祝福する間もなく、次の指名へと移っている。チームはクオーターバック(QB)ジャクソン・ダートのプロテクションを高めることを選んでおり、これは常に重要な部分だ。マイアミ大学でライトタックルを務めていたマウイノアには、ライトガード(RG)としての先発の可能性もある。昨年の先発RGであるグレッグ・バン・ローテンはまだ契約を結んでいない。また、ジョン・ランヤンJr.とジョン・マイケル・シュミッツも、それぞれの契約の最終年を迎えた状態だ。

ジャイアンツにはまだレシーバーを補強する必要があり、一部で世代を代表するセーフティだと評価されるリースのチームメイト、ダウンズの指名も見送った。とは言え、ブロッキングの強化も必要だった部分であり、リースとマウイノアの組み合わせは将来性と安全性のバランスが取れた指名だった。両者が早い段階からハーボーの戦力として貢献することに期待できる。

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