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2026年NFLドラフト:1巡目ラストの全体32位でシーホークスがRBジャダリアン・プライスを指名

2026年04月24日(金) 12:52

ノートルダム大学のジャダリアン・プライス【NFL】

2026年NFLドラフト1巡目の最後の指名順で、シアトル・シーホークスが新たなランニングバックを手に入れた。

シーホークスは全体32位でノートルダム大学のランニングバック(RB)ジャダリアン・プライスを指名。第60回スーパーボウルのMVPであるRBケネス・ウォーカー三世の離脱で生じたワークロードの穴を埋められる選手によって、攻撃陣を強化している。

木曜日に選ばれたノートルダム大学のランニングバックはプライスで2人目。チームメイトのRBジェレマイア・ラブが全体3位でアリゾナ・カーディナルスに指名されている。

ノートルダム大学でラブの相棒としてプレーしたプライスは、出場機会が限られながらもカレッジでの4シーズンにわたってNFLレベルの資質を見せてきた。先発経験は1度もないながらも、過去3シーズンでは41試合に出場して1,692ヤードとタッチダウン21回を記録。他のプログラムのメンバーであればトップRBであったことは確かで、キャリアを通じてキャリー平均6.0ヤードをマークしている。

身長約178cm、体重約92kgのプライスは、低い体勢でプレーできるバランスと視野の優れた選手で、ホールを通じて加速し、相手ディフェンダーをかわしている。状況判断に優れており、コンタクトに対するバランスの強さによってタックルを振り切り、常に前進してきた。カットの際にもほとんどスピードをロスすることのないスムースなランナーであり、素早くトップスピードに達してディフェンダーを置き去りにしてきた。

4シーズン、41試合出場の中で、タッチが15回を越えたのは1度のみであり、消耗が少ない一方でどれだけの仕事量を担えるかには疑問が残る。また、ビッグプレーを求めてアウトサイドに回り込む傾向があり、2025年にはゴールライン付近で複数回ファンブルするなどの懸念があった。NFL入りにあたっては、パスキャッチ能力が見えない――ターゲットはキャリア通算でわずか18回――部分も不安要素だ。とはいえ、パスプロテクションには有望な部分があり、成長が見込まれる。

プライスがチームにもたらすのはラッシング能力だけではなく、スペシャルチームにおいても武器になるだろう。2025年にはキックオフリターンタッチダウンを2回記録している。キャリアを通じたリターン回数自体は22回だが、その中の3回をタッチダウンにつなげてきた。

力強く前進するタイプのランニングバックであるプライスは、ウォーカーの後釜を務めるのみならず、ウォーカーの元相棒であるパワーバックのザック・シャルボネの特徴も備えている。シャルボネはプレーオフでACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を傷め、2026年の復帰時期は未定となっている。

幸運なことに、シーホークスには駿馬が加わった。この若手はシャルボネの代役を務めるのみならず、いずれシーホークスの新RBコンビの片翼になるだろう。

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