セインツGMルーミスがDEジョーダン、RBカマーラ、QBヒルの不透明な将来について言及
2026年05月19日(火) 14:29
ニューオーリンズでは変化が起きており、それにはフランチャイズの中核を担ってきた選手たちの退団も含まれる可能性がある。
ディフェンシブエンド(DE)キャメロン・ジョーダン、ランニングバック(RB)アルビン・カマーラ、クオーターバック(QB)テイサム・ヒルの3人はいずれも、ニューオーリンズ・セインツでの将来が不透明な状況にある。この3人のうち、ジョーダンとの契約がチームの最優先事項となっているようで、ジェネラルマネジャー(GM)ミッキー・ルーミスは現地18日(月)、15年目のベテランであるジョーダンを2026年シーズンも残留させたいと考えており、すでに契約オファーを出していると明かした。
そのオファーがジョーダンにとって満足のいくものとなるかどうかは不明だ。ジョーダンは復調を遂げて10.5回のサックを記録した2025年シーズンを、インセンティブ重視の形に再編された契約でプレーしていたが、これに対する不満を公の場で認めていた。ルーミスGMは月曜日に詳細を明かすことを避けている。
『Associated Press(AP通信)』によると、セインツのヘッドコーチ(HC)ケレン・ムーアは月曜日に「言うまでもなく、彼は長年にわたりこの組織にとって非常に重要な存在だった。去年はチームにとって重要なリーダーとなってくれた。だから、もちろんチームに残ってほしいと思っている」と述べたという。
カマーラの事情は少し異なるかもしれない。フリーエージェント(FA)のジョーダンやヒルとは異なり、カマーラの契約期間はあと1年残っているが、チームのオフシーズンの動きを見る限り、決別する可能性がある状態だ。
ルーミスGMは「彼がチームのロースターにどうフィットするかを見極めようとしているところだ。当然ながら、リソース管理の側面もある。その点については今後の1、2週間で検討していくつもりだ」と話している。
“リソース管理”という表現は、カマーラの将来が財政面に左右されることを示唆している。まもなく31歳になるカマーラのキャップヒットは2026年シーズンに1,040万ドル(約16億5,354万円)となる見込みだ。セインツがカマーラを6月1日(またはそれ以降)にカットした場合、2026年の総額のうち37万6,000ドル(約5,978万円)しか節約できないが、2027年のデッドキャップを大幅に減らすことができる。なお、2027年はボイドイヤーとなっており、カマーラが今季もセインツに在籍した場合はその年のキャップスペースに1,626万ドル(約25億8,450万円)が計上される見込みだ。
昨季に膝の問題で11試合しか出場できず、キャリア最低となる471ヤード、タッチダウン1回という数字にとどまったカマーラの将来は、セインツが3月にRBトラビス・エイチェーンと契約して以来、不透明な状況にある。エイチェーンの獲得は、2025年の時点ですでにカマーラ不在の将来を見据えていたRB陣における主力交代の流れを明確にするものだった。カマーラは昨季に9年間のキャリアで初めて、セインツ攻撃陣の中心的存在から脇役へと後退し、自身がいなくなった後のチームをセインツに前もって示すことになった。
カマーラは最近、セインツでの10年目を楽しみにしていると語っていたが、近いうちにサラリーキャップの制約によりチームを去ることになるかもしれない。その主な理由は、セインツが2人のランニングバック――2027年のキャップヒットが1,300万ドル(約20億6,673万円)と見込まれるエイチェーンと、2026年シーズン終了後に契約が切れるカマーラ――のために3,000万ドル(約47億6,937万円)近いキャップスペースを確保することを望んでいないと見られるからだ。
最後に、35歳のヒルは引退するか、セインツの元ヘッドコーチ(HC)であるショーン・ペイトンとデンバー・ブロンコスで再会する可能性が高いと見られている。複数のポジションでプレーできるヒルは、ルーミスGM率いるフロントオフィスから契約オファーを受けておらず、12月の試合後に臨んだ記者会見でセインツでのキャリアを振り返った際には、すでにニューオーリンズでの時間が終わりに近づいている可能性があることを示唆していた。
「それはテイサムと私がもっと話し合わなければならないことだ。彼らは自分の進路を自分で決める権利を勝ち取っている。私たちは何事に対しても期限を設けるつもりはない」とルーミスGMは強調している。
ムーアHCが就任したことで、セインツはついにペイトンと伝説的なQBドリュー・ブリーズによって形作られた時代から抜け出し、新たな道を切り開き始めている。新たな旅路には変化が伴うものだ。セインツでの9年目にヒルの役割が減少したこともその1つであり、それはヒルがペイトンの指揮下で見せていた有用性をもはや発揮していないことを示唆していた。
ヒルがペイトンの下へ向かうのか、それとも引退という穏やかな道を選ぶのかは分からない。カマーラやジョーダンの将来についても現時点では不明だが、この3人に関する結論は今後1カ月以内に出るだろう。
【RA】



































