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【2016年ワイルドカード】QBロジャースがヘイルメリー、パッカーズ5TDでジャイアンツを下す

2017年01月09日(月) 10:52


グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャース【AP Photo/Mike Roemer】

現地8日(日)、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)ワイルドカード2戦目は第4シードのグリーンベイ・パッカーズが第5シードのニューヨーク・ジャイアンツを本拠地ランボー・フィールドに迎えて対戦した。出だしは好調だったジャイアンツだが、前半終盤でパッカーズが逆転に成功すると、後半はクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースの冴え渡るパスでジャイアンツを圧倒、38対13で勝利を収めて次のラウンドへと進出した。

立ち上がり、ジャイアンツはQBイーライ・マニングのパスで敵陣に攻め込み、フィールドゴールで先制点をあげる。両チームとも守備陣が奮闘し、5回パントが跳んだ後、ジャイアンツはランニングバック(RB)ラシャード・ジェニングスのランと、タイトエンド(TE)ウィル・タイへの51ヤードパスで前進。キッカー(K)ロビー・ゴールドが40ヤードフィールドゴールを成功させて6対0とリードした。

攻守ともに押され気味のパッカーズだったが、第2クオーター終盤、QBロジャースがWRダバンテ・アダムスへのタッチダウンパスで逆転に成功する。さらに、前半終了直前には敵陣42ヤード地点での第4ダウンでロジャースがヘイルメリーパスを放ち、WRランドール・コブがエンドゾーンでキャッチ。14対6とパッカーズがリードして前半を折り返した。

第3クオーター中盤ではパッカーズが自陣42ヤード地点で第4ダウンコンバートに挑戦するが失敗。そこから2プレー後にはジャイアンツQBマニングがWRタバレス・キングへの41ヤードパスでタッチダウンに成功し、1点差に迫る。しかし、パッカーズもすぐさまWRコブがタッチダウン。次の攻撃でもフィールドゴールで得点し、24対13と引き離した。

パッカーズは第4クオーターにも、QBロジャースがWRランドール・コブへの16ヤードパスでこの試合4つ目のタッチダウンを決めている。次のドライブではアウトサイドラインバッカー(OLB)クレイ・マシューズが相手QBマニングのファンブルを誘い、自らリカバーしてボールを奪うと、続いてフルバック(FB)アーロン・リップコウスが駆け込んでタッチダウン。ジャイアンツは最後の攻撃でもエンドゾーンでパスをインターセプトされ、38対13でパッカーズに完敗した。

ジャイアンツQBイーライ・マニングはパス44回中23回成功、299ヤード、1タッチダウン、1被インターセプト。WRオデル・ベッカムはターゲット11回中キャッチ4回、28ヤードと奮わずに終わった。

パッカーズQBアーロン・ロジャースはパス40回中25回成功、4タッチダウン。WRダバンテ・アダムスは125ヤード、1タッチダウン、WRランドール・コブは116ヤード、3タッチダウンで勝利に貢献した。

パッカーズWRジョーディ・ネルソンは肋骨を負傷して途中退場している。

ディビジョナルラウンドに進んだパッカーズは現地15日(日)にダラス・カウボーイズと対戦することが決まった。