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ペイトリオッツOCマクダニエル、“タイミングが合わなかった”

2017年02月01日(水) 09:38


ニューイングランド・ペイトリオッツのジョシュ・マクダニエル【Paul Spinelli via AP】

今のところ、ニューイングランド・ペイトリオッツの攻撃コーディネーター(OC)ジョシュ・マクダニエルがチームに残留する可能性についてはあまり考えない方がいい。マクダニエルの興味をそそる職と言えば1つしかないだろう。サンフランシスコ・49ers、ロサンゼルス・ラムズ、ジャクソンビル・ジャガーズはヘッドコーチ(HC)がほぼ確定したことで、今やその候補から外れてしまった。

ビル・ベリチックの右腕として、そして、リーグナンバーワンのクオーターバック(QB)であるトム・ブレイディを育て上げたプレーコーラーとして、マクダニエルには絶対的な影響力と安定感がある。現地30日(月)にペイトリオッツがヒューストンに到着した直後、『ESPN.com』を通じてマクダニエルは「今年、複数チームからオファーを頂いて大変恐縮している。前にもお伝えしたように、このリーグにはたった32チームしかないのだから、もしまたチャンスをもらえれば感謝せずにはいられないだろう。ただタイミングが良くなかった。時期も、場所も、人も、全てがそろっているべきなんだ。彼らが私を望み、私も彼らを望まなければならない。そして、今年はその限りではなかった。彼らはみな、素晴らしいコーチを獲得した。彼らの健闘を祈りばかりだ。もし私に機会がまだあるとするならば、本当にありがたく受け止めるだろう」と語った。

マクダニエルがNFLで再びヘッドコーチ(HC)を務める日がそう遠くないのは間違いない。その内にまた、ペイトリオッツ出身のコーチ争奪戦がやって来る。各チームのオーナーたちはいずれ、マクダニエルがペイトリオッツで行ったようなチーム構築を自分のチームで実行してもらおうと躍起になるのだ。今回ばかりはタイミングの問題だった。

AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)に属するゆえ、マクダニエルにはスーパーボウル出場、記録、そしてリングを手にするチャンスは無限に有り続ける。コーチという職業を俯瞰的(ふかんてき)に見た時、彼らが何を欲しているのか、その答えは歴然としている。彼らにとって1月から2月にかけたこの時期、スーパーボウル以上に望むものがあるだろうか。そして、ペイトリオッツよりもその可能性が高いチームがこのリーグに存在するのかどうかも考えてみるべきだろう。

マクダニエルがNFLで再びヘッドコーチ(HC)を務める日がそう遠くないのは間違いない。その内にまた、ペイトリオッツ出身のコーチ争奪戦がやって来る。各チームのオーナーたちはいずれ、マクダニエルがペイトリオッツで行ったようなチーム構築を自分のチームで実行してもらおうと躍起になるのだ。今回ばかりはタイミングの問題だった。

AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)に属するゆえ、マクダニエルにはスーパーボウル出場、記録、そしてリングを手にするチャンスは無限に有り続ける。コーチという職業を俯瞰的(ふかんてき)に見た時、彼らが何を欲しているのか、その答えは歴然としている。彼らにとって1月から2月にかけたこの時期、スーパーボウル以上に望むものがあるだろうか。そして、ペイトリオッツよりもその可能性が高いチームがこのリーグに存在するのかどうかも考えてみるべきだろう。