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歴史に残る第51回スーパーボウル、新記録やタイ記録が続出

2017年02月07日(火) 11:00


ニューイングランド・ペイトリオッツのジェームス・ホワイト【AP Photo/Elise Amendola】

選手たちによる伝説的なパフォーマンス、史上初のオーバータイム、信じられない大逆転劇・・・。現地5日(日)に開催された第51回スーパーボウルは間違いなく後世に語り継がれる素晴らしい大会となった。

しかし、今回のスーパーボウルはそれだけでは収まらない。一晩で少なくとも30個以上もの記録が更新、もしくはタイ記録となったのだ。そのほとんどはニューイングランド・ペイトリオッツのクオーターバック(QB)トム・ブレイディとそのチームメイトによるものだった。

すでにご存じであろうブレイディの最多出場、先発QB最多勝利、最多MVPの話は割愛するが、『NFL Research(NFLリサーチ)』によると、試合後半にペイトリオッツが見せた逆転劇の中でブレイディはさらなる大仕事を成し遂げていたのだ。

後半に入ってからブレイディがアトランタ・ファルコンズへ浴びせた集中砲火はスーパーボウルのパス記録を次々に塗り変えた。ブレイディがこの試合でマークしたパスアテンプト(62回)、パスコンプリート(43回)、パスヤード(466ヤード)のいずれもが新記録となっている。4度スーパーボウルMVPを獲得しているブレイディはそれぞれを累計309回、207回、2071ヤードにまで積み重ねた。

しかし、MVPに輝いたブレイディの活躍もさることながら、この日最も躍動したのは他でもない、ランニングバック(RB)のジェームス・ホワイトであろう。ホワイトはこの一晩で驚くべき記録を打ち立てた。

ホワイトはスーパーボウル史上最多の14レセプション、RBとしての110レシーブヤードも最長を記録。また、3タッチダウンはスーパーボウルのタイ記録だ。ホワイトが獲得した20得点(3タッチダウン、2ポイントコンバージョン)もまた、スーパーボウルの記録を更新。この活躍がなければペイトリオッツの勝利はなかったと語ったブレイディは、ホワイトがMVPを獲得すべきだったとも語っている。

ブレイディとホワイトによる大活躍は他にも3つ、ペイトリオッツ攻撃陣の新記録を作り出した。

ペイトリオッツ攻撃陣による猛攻が生み出したのはスーパーボウル史上最多のファーストダウン数(37)、パスファーストダウン数(26)、オフェンシブプレー数(93)。ペイトリオッツによる圧倒的なボール支配率が第4クオーターの19得点、後半25点差からの大逆転勝利へと結びついたのだ。

【第51回スーパーボウルで生まれた新たな記録、およびタイ記録】 (NFL Research調べ)

◆スーパーボウル新記録

ヘッドコーチ(HC)最多出場:ビル・ベリチック(7回)

ヘッドコーチ(HC)最多勝利:ビル・ベリチック(5回)

最多キャリアパスタッチダウン数:トム・ブレイディ(15回)

最多出場チーム:ペイトリオッツ(9回)

最多ファーストダウン数(2チーム合計):ファルコンズとペイトリオッツ(54回)

最多パスファーストダウン数(2チーム合計):ファルコンズとペイトリオッツ(39回)

最多パスヤード(2チーム合計):ファルコンズとペイトリオッツ(682ヤード)

◆スーパーボウルタイ記録

最多勝利:トム・ブレイディ(5回)

最多サック数(1982年以降):グレイディ・ジャレット(3回、ファルコンズ)

ル最多2ポイントコンバージョン数:ペイトリオッツ(2回)

最多2ポイントコンバージョン数(2チーム合計):ファルコンズとペイトリオッツ(2回)

ペナルティによる最多ファーストダウン数:ペイトリオッツ(4回)

後半に入ってからブレイディがアトランタ・ファルコンズへ浴びせた集中砲火はスーパーボウルのパス記録を次々に塗り変えた。ブレイディがこの試合でマークしたパスアテンプト(62回)、パスコンプリート(43回)、パスヤード(466ヤード)のいずれもが新記録となっている。4度スーパーボウルMVPを獲得しているブレイディはそれぞれを累計309回、207回、2071ヤードにまで積み重ねた。

しかし、MVPに輝いたブレイディの活躍もさることながら、この日最も躍動したのは他でもない、ランニングバック(RB)のジェームス・ホワイトであろう。ホワイトはこの一晩で驚くべき記録を打ち立てた。

ホワイトはスーパーボウル史上最多の14レセプション、RBとしての110レシーブヤードも最長を記録。また、3タッチダウンはスーパーボウルのタイ記録だ。ホワイトが獲得した20得点(3タッチダウン、2ポイントコンバージョン)もまた、スーパーボウルの記録を更新。この活躍がなければペイトリオッツの勝利はなかったと語ったブレイディは、ホワイトがMVPを獲得すべきだったとも語っている。

ブレイディとホワイトによる大活躍は他にも3つ、ペイトリオッツ攻撃陣の新記録を作り出した。

ペイトリオッツ攻撃陣による猛攻が生み出したのはスーパーボウル史上最多のファーストダウン数(37)、パスファーストダウン数(26)、オフェンシブプレー数(93)。ペイトリオッツによる圧倒的なボール支配率が第4クオーターの19得点、後半25点差からの大逆転勝利へと結びついたのだ。

【第51回スーパーボウルで生まれた新たな記録、およびタイ記録】 (NFL Research調べ)

◆スーパーボウル新記録

ヘッドコーチ(HC)最多出場:ビル・ベリチック(7回)

ヘッドコーチ(HC)最多勝利:ビル・ベリチック(5回)

最多キャリアパスタッチダウン数:トム・ブレイディ(15回)

最多出場チーム:ペイトリオッツ(9回)

最多ファーストダウン数(2チーム合計):ファルコンズとペイトリオッツ(54回)

最多パスファーストダウン数(2チーム合計):ファルコンズとペイトリオッツ(39回)

最多パスヤード(2チーム合計):ファルコンズとペイトリオッツ(682ヤード)

◆スーパーボウルタイ記録

最多勝利:トム・ブレイディ(5回)

最多サック数(1982年以降):グレイディ・ジャレット(3回、ファルコンズ)

ル最多2ポイントコンバージョン数:ペイトリオッツ(2回)

最多2ポイントコンバージョン数(2チーム合計):ファルコンズとペイトリオッツ(2回)

ペナルティによる最多ファーストダウン数:ペイトリオッツ(4回)