ニュース

ファルコンズ、OCにアラバマ大学のサーキジアンを抜てき

2017年02月08日(水) 10:08

アラバマ大学のスティーブ・サーキジアン【AP Photo/Chris O'Meara】

アトランタ・ファルコンズが元攻撃コーディネーター(OC)カイル・シャナハンの後釜を見つけるのにさほど時間はかからなかった。

ファルコンズは現地7日(火)、アラバマ大学のスティーブ・サーキジアンをチームOCに迎え入れると発表。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは、今冬にシャナハンが次期サンフランシスコ・49ersのヘッドコーチ(HC)になるとしてメディアで大きく取り沙汰されている際、サーキジアンとファルコンズの間で話し合いが行われていたと報じた。月曜日、サーキジアンはファルコンズからの要請を快諾。シアトル・シーホークスのHCピート・キャロルはサーキジアンとファルコンズHCダン・クインの共通の友人でもある。

サーキジアンがアラバマ大学(クリムゾンタイド)のOCを務めたのは短期間だった。アラバマ大学はOCを務めていたレーン・キフィンがフロリダアトランティック大学でHCに就任したのを受け、先月のBCSナショナル・チャンピオンシップ・ゲームに先立ってサーキジアンをOCに抜てきしていた。

ファルコンズHCクインは今回サーキジアンをOCに起用した理由について、「OCとして、彼について思うのは1つ目に“なんて攻撃的なOCなのだろう”ということだ。彼はゾーンスキームにも精通しているし、プレーアクション、そしてキーパーについてもよく知っている。われわれとしてはそういった面が一番大きかった。個人的にピート(キャロル)とニック(セイバン/アラバマ大学HC)はこの業界で最も尊敬している人物の2人なのだが、彼らのノウハウを知っているサーキジアンならOCがどういった役職であるかを十分に理解しているはずだ」と語った。

アラバマ大学HCのセイバンは「OCサーキジアンがここにいてくれたことに感謝したい。彼は優れたコーチだ。ファルコンズでの活躍を全力で応援したい。いつも通りなのだが、またコーチ職に欠員ができてしまった。今から就任可能な中でベストのコーチを探さなくてはならない」と発言している。

2015年に南カリフォルニア大学のHC職を解任された後、サーキジアンはしばらくの間、アラバマ大学でアナリストとして従事していた。報道によれば、サーキジアンは飲酒した状態でチームミーティングに遅刻したことが原因でトロージャンズ(南カリフォルニア大学)を追い出されている。サーキジアンは疾患(アルコール中毒)が理由での不当な解雇だとして大学を相手に訴訟を起こしており、これよりも前にリハビリを受け始めていた。

サーキジアンはアトランタでスーパーボウルに出場も可能なリーグ最強クラスの攻撃陣を率いることになる。第51回スーパーボウルで逆転負けを喫する前まで、シャナハンの下でMVPクオーターバック(QB)マット・ライアンは破壊力抜群の攻撃陣を巧みに駆使し、毎回ほとんど完璧な試合を作り出していた。

それでもなお、最後には誰かしらがライアン、ワイドレシーバー(WR)フリオ・ジョーンズ、ランニングバック(RB)デボンタ・フリーマン、その他ハイレベルな選手が集まるこの攻撃陣を統率することにはなるのだ。

スーパーボウル連続出場への道のりは遠い。有能なコーチが離脱し、フリーエージェントの選手もチームを去る。一方で、残された者たちは過去よりも良い成績を収めることを期待されるのだ。

サーキジアンはすぐに巨大なプレッシャーを感じることになるだろう。

ファルコンズHCクインは今回サーキジアンをOCに起用した理由について、「OCとして、彼について思うのは1つ目に“なんて攻撃的なOCなのだろう”ということだ。彼はゾーンスキームにも精通しているし、プレーアクション、そしてキーパーについてもよく知っている。われわれとしてはそういった面が一番大きかった。個人的にピート(キャロル)とニック(セイバン/アラバマ大学HC)はこの業界で最も尊敬している人物の2人なのだが、彼らのノウハウを知っているサーキジアンならOCがどういった役職であるかを十分に理解しているはずだ」と語った。

アラバマ大学HCのセイバンは「OCサーキジアンがここにいてくれたことに感謝したい。彼は優れたコーチだ。ファルコンズでの活躍を全力で応援したい。いつも通りなのだが、またコーチ職に欠員ができてしまった。今から就任可能な中でベストのコーチを探さなくてはならない」と発言している。

2015年に南カリフォルニア大学のHC職を解任された後、サーキジアンはしばらくの間、アラバマ大学でアナリストとして従事していた。報道によれば、サーキジアンは飲酒した状態でチームミーティングに遅刻したことが原因でトロージャンズ(南カリフォルニア大学)を追い出されている。サーキジアンは疾患(アルコール中毒)が理由での不当な解雇だとして大学を相手に訴訟を起こしており、これよりも前にリハビリを受け始めていた。

サーキジアンはアトランタでスーパーボウルに出場も可能なリーグ最強クラスの攻撃陣を率いることになる。第51回スーパーボウルで逆転負けを喫する前まで、シャナハンの下でMVPクオーターバック(QB)マット・ライアンは破壊力抜群の攻撃陣を巧みに駆使し、毎回ほとんど完璧な試合を作り出していた。

それでもなお、最後には誰かしらがライアン、ワイドレシーバー(WR)フリオ・ジョーンズ、ランニングバック(RB)デボンタ・フリーマン、その他ハイレベルな選手が集まるこの攻撃陣を統率することにはなるのだ。

スーパーボウル連続出場への道のりは遠い。有能なコーチが離脱し、フリーエージェントの選手もチームを去る。一方で、残された者たちは過去よりも良い成績を収めることを期待されるのだ。

サーキジアンはすぐに巨大なプレッシャーを感じることになるだろう。