再び故障か? 足を引きずるブラウンズDEギャレット
2017年06月15日(木) 12:24まだ7月にもなっていないものの、クリーブランド・ブラウンズが2017年ドラフト1位で指名したディフェンシブエンド(DE)マイルズ・ギャレットにまた懸念が生じている。
現地14日(水)、ギャレットがミニキャンプの練習中に足を痛めた様子だと『NFL Network(NFLネットワーク)』のアディティ・キンカブワラが伝えた。悪天候のためにチーム全体が室内練習場へと移動する中、足を引きずるような形でサイドラインを端から端まで歩いた同選手は、数人のチームメイトとハイタッチを交わしてからフィールドを後にした。
ヘッドコーチ(HC)のヒュー・ジャクソンは練習後、記者に対して「後ほど少し詳しく分かるだろうが、足に何か問題があるのは明らかだ」と語り、「じきに分かる。どうしてそうなったのかは分からないが、よくあること。早く中に入って調べたい。大事ではないことを祈っている」と心境を語った。
ジャクソンHCはギャレットがトレーナーを連れ添わずにフィールドを後にしていたことは“良いサイン”だと述べており、その不安は多少和らいでいるようだ。
ギャレットは昨年9月、テキサスA&M大学での最終シーズンにも足首を負傷している。一方、ジャクソンHCによると非公開の負傷でブラウンズのOTA(チーム合同練習)を何度か欠席したのは主に予防措置的なものだったという。
トレーニングキャンプ前の調整段階で出るドラフト1位選手に関するこういったニュースは特に誇張されがちだ。たとえドラフト前から注目を浴びていた世代を代表する選手のニュースであったとしても、その心配がただの取り越し苦労に終わる可能性もあり、詳細が判明するまでは静観にしておくに尽きると言えよう。