ついにシーズン最終週! プレーオフへの切符を手に入れるのは・・・!?
2017年12月29日(金) 12:19現地12月31日(日)、NFL全32チームが2017年レギュラーシーズン最終戦に挑む。どのチームも大みそかに白星を勝ち取って1年を締めくくりたいところだが、その中でもプレーオフ進出のかかるチームは必須条件の勝利を目指して集中している。
プレーオフに進めるのは全部で12チーム。AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)およびNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)、それぞれ4地区の優勝チームとワイルドカードの2チームがポストシーズンに進む。
AFCはすでにニューイングランド・ペイトリオッツ(東地区)、ピッツバーグ・スティーラーズ(北地区)、ジャクソンビル・ジャガーズ(南地区)、カンザスシティ・チーフス(西地区)が地区優勝を果たしており、2枚のワイルドカードをめぐってはボルティモア・レイブンズ、テネシー・タイタンズ、ロサンゼルス・チャージャーズ、バッファロー・ビルズの4チームが争っている。
NFCは5チームがプレーオフ進出を確定させた。東地区を制したフィラデルフィア・イーグルス、北地区覇者のミネソタ・バイキングス、西地区優勝を遂げたロサンゼルス・ラムズに加えて、南地区で首位争いを続けるニューオーリンズ・セインツとカロライナ・パンサーズだ。セインツはタンパベイ・バッカニアーズ戦に勝利すればその時点で地区優勝が決まるが、パンサーズは白星が必須な上にセインツの敗戦も必須条件に入っている。
ワイルドカードの残る1枠を争っているのはアトランタ・ファルコンズとシアトル・シーホークス。ファルコンズは勝利が即プレーオフにつながるものの、シーホークスは勝ち星に加えてファルコンズの敗戦あるいは引き分けも条件の一部だ。
可能性を残すチームはどこも必勝を掲げているが、チャージャーズやビルズ、パンサーズやシーホークスなど、他チームの試合結果がプレーオフ進出に影響を及ぼすチームも多い。両カンファレンスの混戦状況を踏まえ、NFLはシーズン第17週に先だってプレーオフに影響する各試合が同時刻に行われるよう試合スケジュールを調整し、その結果、史上初めて、レギュラーシーズン最終週にサンデーナイトフットボールが行われないことになった。
日本が新年を迎えて数時間後にキックオフとなるシーズン第17週は全試合を生中継するNFL GAMEPASSのほか、ダラス・カウボーイズ対イーグルス戦やカンザスシティ・チーフス対デンバー・ブロンコス戦を生配信する『DAZN』に加えて『日テレG+』で日本時間1月1日(月)10時15分よりパンサーズ対ファルコンズ戦が放送される。日テレG+は“プレーオフ進出チーム 決定スペシャル!”と題して、放送中に初めて、他スタジアムで行われている注目試合の展開も追いかけていくとのこと。
『NHK BS1』では1月3日(水)にパンサーズ対ファルコンズ戦、4日(木)にシンシナティ・ベンガルズ対レイブンズ戦、5日(金)にはジャガーズ対テネシー・タイタンズ戦を録画放送することになっている。