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テキサンズ、LBクッシングを放出
2018年02月19日(月) 12:11ヒューストン・テキサンズのラインバッカー(LB)ブライアン・クッシングがチームから放出された。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地18日(日)、テキサンズがチーム史上1位のタックル数をマークしているクッシングに解雇通告を言い渡したと報じている。地元紙『Houston Chronicle(ヒューストン・クロニクル)』のジョン・マクレインがこの動向を最初に伝えている。
今回のリリースが球界にさほどの衝撃を与えることがなかったのも、先ごろ、クッシングがリーグ規約に違反する運動能力向上薬(PED)を使用したとしてキャリア2度目となる出場停止処分を受けたからである。2012年以降のシーズンフル出場は1度のみであり、100回以上のタックルをマークしたのも1シーズンのみで、年々そのパフォーマンスは下降していた。リリースによってチームがサラリーキャップに760万ドル(約8億円)のスペースを生み出せることからも、リーグ新年度が始まる来月14日(水)までにはクッシングが解雇される可能性は高いとの予想はなされていた。
クッシングはマクレインに対して「大したことはない。これもビジネスの一部だ」と語っている。
2009年に最優秀新人守備選手賞を獲得したクッシングはテキサンズでの9年間で664タックルを積み上げた。また、同選手が記録したインターセプト、フォースドファンブル、そして、サック数はテキサンズ史上10位以内にランクしている。
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