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RBが最優先課題とバッカニアーズHCコッター

2018年03月02日(金) 12:50

タンパベイ・バッカニアーズのダグ・マーティン【AP Photo/Jason Behnken】

先週、オールプロのランニングバック(RB)ダグ・マーティンを放出したことにより、タンパベイ・バッカニアーズに残された経験値のあるRBはペイトン・バーバーとジャクイズ・ロジャースの2人だけになった。

現地28日(水)、NFLスカウティングコンバインにてリーグ新年度に向けたチームの課題がRBポジションではないかと問われたヘッドコーチ(HC)のダーク・コッターは「そうなるはずだ」と語った。

コッターHCは次のように説明している。

「現在われわれが契約しているランニングバックは2人しかいない。チームには4人くらいのランニングバックをキープするのが常だ。・・・(中略)もちろん、ランニングバックのポジションが最優先課題とはなるが、われわれがペイトンとジャクイズを信頼していないという意味ではない。彼らのことは好きだ」

昨季、バッカニアーズは元フロリダ州立大学のスター選手であるダルビン・クックの1巡目指名も考えていたが、最終的にチームがアラバマ大学のタイトエンド(TE)O.J.ハワードを1巡目(全体19位)にしたことで、トレードアップを行ったミネソタ・バイキングスが先に2巡目でクックを指名してしまった。

昨年にクック獲得を逃したバッカニアーズが今年のドラフトでRBを指名する可能性は高いとうわさされている。ペンシルバニア州立大学のサクオン・バークリーはバッカニアーズが持つ全体7位指名までに指名されるだろうが、南カリフォルニア大学のロナルド・ジョーンズやジョージア大学のソニー・マイケル、ニック・チャブといったRBらは2巡目の早い段階であれば指名することができそうだ。

また、バッカニアーズにはフリーエージェント(FA)市場からカルロス・ハイドやディオン・ルイス、ジェリック・マッキノンといったRBを選択する可能性もある。

昨季は開幕前の期待に応えられなかったコッターHC率いるバッカニアーズ攻撃陣だが、2018年度には再び復活するのではないかという期待も寄せられている。そのためにも、チームは何としてでもバックフィールドに新たなタレントをそろえる必要がありそうだ。

【S】